天蚕センター
僕は子供の頃からなぜか天蚕に惹かれるものがあって、近くを通りかかると、ついつい天蚕センターに立ち寄ってしまうことがあるのだ。(^^;
天蚕糸は繊維のダイヤモンドと言われ、カイコのシルクの上をいく最高級シルクだ。天蚕は日本固有のヤママユガの一種で、クヌギの葉を食べて、このような緑色の繭を作り、生糸も渋めの緑がかった独特の色をしています。
とても高価なシルクなので、高級着物の模様部分にだけ天蚕糸を使ったりする程度のようです。天蚕糸だけで着物を一着作ったら、家が建つくらいの金額になるのかもしれません・・・。
現在全国でも、実質、生産地と呼べるのは、長野県安曇野市穂高の有明地区のみだと思います。その有明地区でも、細々と続けられている状態なので、なんとか、この技術を絶えさせる事無く後世に伝えていって欲しいものだと僕は願っています。日本にしかない最高級シルクってのに萌えるんだよな~。(^^)