蝉時雨の蓮田・アオシャクの蛾
家に帰る途中、ふと、青原寺の蓮田に立ち寄ってみました。
ハスの花は、まだ蕾も出ておらず、訪れている人もない中、蝉の声で、夕暮れ時の夏の雰囲気満点って感じでした。蝉時雨で騒がしいはずなのに、とても静けさを感じる風景で、松尾芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」じゃないですけど、それがピンとくる感じの雰囲気でした。(^^)
蝉時雨の夕暮れ時の青原寺の蓮田。
今年もまた、そろそろ昆虫シーズンへと突入しつつありますが、毎年、昆虫の発生の仕方に違いを感じます。同じような夏でも、一年として、同じ夏はないって感じです。昨年は、異常に昆虫が少ない夏でした。マイマイガが大発生した年もあれば、クスサンが大発生した年もありました。そう言えば、カブトムシが大発生した年もありました。そして、今年は、やたらとアオシャクの蛾を見かけます。今年ほど、アオシャクの蛾を見かけるのは、僕が安曇野に住んでからは初めてのような気がします。
アオシャクは、シャクガ科アオシャク亜科のガの総称です。シャクガって名前で分かるかと思いますが、尺取虫の仲間の成虫です。我が家の外灯に、群がっているアオシャクの緑色の蛾も、よく見ると、微妙に種類が違っていたりします。写真は、調べたところ、クロスジアオシャクとコシロオビアオシャクじゃないかと思いますけど、どうなんすかね??
コシロオビアオシャク?
クロスジアオシャク?