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ササの行軍とノコギリクワガタの呼び方

ノコギリクワガタは、幼虫期の生育環境で形が変わり、大歯型と小歯型があります。

今日は、その小歯型が、クヌギの木をテクテクと、上に向かって行軍しているのを見かけたので撮ってみました。(^^)

 

ノコギリクワガタの方は、どうも樹液に興味がないらしく、樹液をスルーして、上に登っていきましたが、やはり、カナブンの方は、近づかれると、ビビッて、退避していました。さらに、この上の樹液にはオオスズメバチがいましたが、ノコギリクワガタが近づいてくると、オオスズメバチでさえ、かなり警戒をしていたので、やはり、クヌギの木の上でのノコギリクワガタの地位は高いようです。

 

ちなみに、この小歯型を、この辺りの子供は、ササなんて呼んでいます。大歯型のことは、そのままノコって呼んでるみたいです。いちおう、こちらが一般的な大歯型のノコギリクワガタです。小歯型に比べると立派ですよね!!

 

そして、こちらの「クワガタの呼び名,方言調査」ってページを見ると、まあ、色々な呼び方があるもんですね。その中で長野を見ると、大歯型をベンケイ、小歯型をガザミと呼ぶとなっていますが、僕は子供の頃は、大歯型をノコ、小歯型をベンケイって呼んでました。(^^;

このページの中には、うちの子供や、その友達が呼ぶササっていう呼び方は出ていません。このページの中でも「恐らく地域によって数え切れない呼び名が存在するのであろう。」とあるように、ほんと、地域によって、数えきれないくらい多くの呼び方があるんだと思います。それだけ、日本人にとっては、クワガタやカブトムシが馴染み深いものだって事なんでしょうね・・・。海外なんか、基本的には、カブトムシもクワガタもカナブンも、みんなビートルですから・・・。(^^;

ちなみに、人間的には、ノコギリクワガタの大歯型に挟まれるのと、小歯型に挟まれるのでは、小歯型の方が、案外、痛かったりします・・・。(^^;

 

 

矢村やすけ: 矢村やすけと申します。 僕が住む、安曇野には八面大王伝説という伝説があります。その伝説の中で、妖力の強い八面大王をうつ為の矢に使う三十三節ある山鳥の尾羽を、矢村に住んでいた弥助が坂上田村麿呂に献上します。現在、僕が住んでいる場所が、その矢村地区に近いので、矢村やすけとしました。 安曇野の地名は、この八面大王伝説由来のものが多いです。そんな伝説に彩られた安曇野の風景を主にスマホ写真で投稿していきます。(^^)
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