GIMPを使って御宝田遊水池のカモのシネマグラフを作ってみた!

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シネマグラフって、一見ただの静止画に見えるけれど、よく見ると、一部分だけが動いているGIF画像の事なんですが、今日は、ふと、御宝田遊水池のカモでシネマグラフを作ってみようと思い立ち、やってみました。(^^)

いちおう、完成したのが、下のやつです。これだと、カモさんも、羽ばたき過ぎで、疲れてしまいそうですけど・・・。(笑)

 

シネマグラフ 御宝田遊水池のカモ

 

このシネマグラフをフリーソフトのGIMPのアニメーションGIFの機能を使って作るやり方を書いてみたいと思いやす。

シネマグラフは、動画から作るんですけど、今回は、スマホで撮影した動画を使っています。Photoshopだと、いきなり動画を読み込んで、そこから作る機能があるんですが、GIMPには、どうやら、その機能がなさそうなので、まず、動画からJPEG画像を切り出す工程と、その切り出したJPEG画像をGIMPで読み込んで加工する工程、そしてそれをアニメーションGIFとして書き出す3工程になりやす。

 

まず動画からのJPEG画像の切り出しですが、僕は、普段から動画再生に使っているGOM Playerの、画面キャプチャー機能を使ってやってみました。

GOM Playerのダウンロードはこちらから
http://www.gomplayer.jp/

GOM Playerで使用する動画を開き、切り取りたい部分の少し手前で一時停止して、画面の上で右クリックし、映像メニューから画面キャプチャー設定をクリックします。

GOM Player 映像メニューから画面キャプチャー設定

 

画面キャプチャー設定の画面で、画質、連続キャプチャー間隔、連続キャプチャーフレームを下の図のように設定し、「連続キャプチャー」ボタンをクリックした後に、GOM Playerの再生ボタンをクリックします。すると、今回の設定ですと、ドキュメントフォルダ内にGomPlayerフォルダが出来、その中のCaptureフォルダの中にJPEG画像が切り出され、保存されます。

次に保存された画像を開いて見ながら、本当に使う部分以外の画像を削除します。今回は結局、10枚に絞り込みました。

GOM Player 画面キャプチャー設定画面

 

今回の場合、保存された画像サイズを見ると、1920×1080ピクセルと大きく、アニメーションGIFにした場合、えらく重くなりそうなので、640×360ピクセルに縮小しました。ちなみに、複数枚の画像を一括で、縮小する場合、フリーソフトの「縮小専用。」が便利です。縮専を開いて、サイズ指定して、そこに、縮小したい画像を全て選択して、ドロップしてやると、デフォのせっていなら、Resizedというフォルダが作られ、その中に一括縮小された画像が入っています。

「縮小専用。」のダウンロードはこちらから
http://www.forest.impress.co.jp/library/software/shukusen/

 

ここからは、いよいよGIMPでの作業になります。GIMPを起動したら、ファイル⇒「レイヤーとして開く」をクリック。開いてきた画面で先程作った画像を全て選択して、開くをクリックします。すると、全ての画像がレイヤーとしてGIMPに読み込まれます。

GIMP レイヤーとして開く

 

よくネット上で見かけるシネマグラフは、グラスに液体を注ぐものなど、もともと背景が固定されたものがほとんどです。その場合は、一番下のレイヤー以外のレイヤーから、動く部分以外をカットすればいいだけなんですが、今回のカモの羽ばたきの場合、背景である水面も動いてしまっているので、そこが動かないようにする為に、もう一手間かかりやす。(^^;

まず一番下のレイヤーを複製します。複製後、再度、一番下のレイヤーだけ表示して、他のレイヤーを非表示にします。スタンプツールを使って、一番下のレイヤーのカモと水面に映るカモを消します。ちなみにGIMPのスタンプツールはCtrlキーを押して使います。僕は最初、Photoshopと同じようにAltキーを押して出来なくてあせりました。(笑)

スタンプツールでカモを消す

 

カモを消したレイヤーを複製します。複製した下から2番目のレイヤーを、矩形選択ツールで、カモが動く範囲を選択します。選択したら、選択範囲を、メニューの選択⇒選択範囲の反転で反転させて、カットします。

ここで、そのままカットするとGIMPは背景が透明にならないので、カットする前に、メニューのレイヤー⇒透明部分⇒アルファチャンネルの追加をクリックしてからメニューの編集⇒切り取りでカットします。カットしたらメニューの選択から選択を解除します。

カモが動く範囲以外をカット

 

カットしたレイヤーを複製します。直ぐ上のレイヤーを表示させて選択後、クイックマスクモードに切り替え、描画色を白にし、ブラシでカモと水面に映るカモを塗っていきます。

クイックマスクモードでカモを塗る

 

塗り終わったらクイックマスクモードから通常モードに切り替えると、カモが選択されているので、先程と同じように、選択範囲を反転させて、メニューのレイヤーからアルファチャンネルを追加後、カットして、カモだけにします。この状態で、メニューのレイヤーから下のレイヤーと統合をクリックして、すぐ下の複製したカモ無しレイヤーと結合します。統合したら選択を解除します。

カモ以外をカットし、下のレイヤーと統合

 

複製前のカモなしレイヤーを一つ上のレイヤーに移動し、再度複製し、今と同じ作業を繰り返します。この作業を上にある全てのレイヤーに対して行います。

カモなしレイヤーを1つ上に移動

 

全てのレイヤーで同じ作業が終わったら、最後に、下から2番目のレイヤーと、1番下の最初に作ったカモ無しレイヤーを統合します。

1番下の最初に作ったカモ無しレイヤーと直ぐ上のレイヤーを統合

 

これで、後はアニメーションGIFとして書き出すだけなんですが、メニューのフィルター⇒アニメーション⇒再生をクリックすると、書き出し前にアニメーションの確認をする事ができます。

OKであれば、同じくメニューのフィルター⇒アニメーション⇒GIF用最適化をクリックします。すると下の図のように、別ファイルの形でアニメーションGIF用のファイルが生成されます。

GIF用ファイルの最適化

 

アニメーションGIFの書き出しはメニューのファイル⇒名前をつけてエクスポートをクリックして、ファイル形式にGIFを指定し、名前をつけてエクスポートをクリックします。

名前をつけてエクスポート

出てきた画面で、アニメーションとしてエクスポートと無限ループにチェックを入れて、エクスポートをクリックして終了です。

アニメーションとしてエクスポートと無限ループにチェック

 

ちなみに、上のGIF用最適化のクリックで生成されたアニメーションGIF用のファイルでは、それぞれのレイヤー名にフレームの表示時間が表示されています。これを右クリック⇒レイヤー名の変更で、表示時間を変える事ができます。例えば下から2番目のレイヤー名が、フレーム 2 (100ms) (combine)となっていますが、これをフレーム 2 (1000ms) (combine)と、表示時間を100m秒から1000m秒に変更してやると、カモの動きは以下のようになります。

フレームの表示時間を変更した時のカモの動き

 

こうして説明として書くと、手順が多くなってしまいますが、実際にやってみれば、あっという間にできちゃいます。今回は、背景が動いているものだったので、手順が多くなってしまいましたが、背景が動かない動画を使えば、手順はグッと少なくなります。

動画でも静止画でもない、シネマグラフって作ってみると、なかなか楽しいです。フリーソフトの組み合わせだけでも、出来ちゃいますし、自分なりのシネマグラフを作って遊んでみるのも、きっと楽しいですよ。お試しあれ!!(^^)

 

 

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YASUKE YAMURA

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