ヒカゲノカズラって、なんか、すごいやん!!

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今日、釣りをした松川村の池の周囲には、ヒカゲノカズラがたくさん生えていました。僕は子供の頃からヒカゲノカズラが好きで、出会うと、なんか嬉しくなりやす。スギゴケの超巨大なやつがサンゴみたいな形状になって、地を這ってる様が、なんとも言えないのだ・・・。(^^)

ヒカゲノカズラはいちおう、シダ植物の仲間で、蔓性ですが、基本、木に巻き付いたりはせずに、地べたを這います。また、ヒカゲとついていますが、比較的、日当たりの良い場所に生育しているように思いやす。(^^;

ヒカゲノカズラ

 

ヒカゲノカズラのこの形状に萌えるのは、やはり僕だけではないようで、リースやアート素材などに用いられたりするようです。紐状で加工しやすいですし、乾燥させても、比較的、緑を保ちますしね・・・。それになんと言っても、この形状ですから・・・。(^^)

神事や祭事などでも、用いられてきているようで、ウィキペディアによると、現在でも京都伏見稲荷大社の大山祭では参拝者にお神酒と共にヒカゲノカズラが授与されるんだそうです。

また、「天の岩戸と有明山」で書かせてもらった天鈿女命(あめのうずめのみこと)が、天の岩戸の前で、踊った時に、このヒカゲノカズラを素肌にタスキにかけていたと言われていますし、かつては新嘗祭でも、ヒカゲノカズラが使われていたそうです。

やはり、なんとも萌える植物です。(^^)
そして、よく見ると、胞子のう穂をつけているのも、たくさんありました。

ヒカゲノカズラの胞子のう穂

 

僕は初めて知ったんですが、これもウィキペディアによると、

ヒカゲノカズラの胞子は石松子(せきしょうし)と呼ばれ、丸薬の衣やリンゴの人工授粉の際の花粉の増量剤として使われる。湿気を吸収しないことが利点で、傷に塗って血止めとした例もある。

と、ありました。そこで、この石松子を調べてみると、ウィキペディアに出ていた使い方以外にも、研磨剤や花火の発火剤にまで使われてきたようです。なんか、すごいやん!!ヒカゲノカズラ!!(^^)

ということで、せっかくなので、僕もヒカゲノカズラの胞子を触って、感触を確かめてみました。

ヒカゲノカズラの胞子

感触は、とんでもなく、サラサラ、スベスベって感じで、個人的にはちょっと癖になりそうな、触り心地だったのだ。(^^;

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YASUKE YAMURA

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