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天蚕センター

僕は子供の頃からなぜか天蚕に惹かれるものがあって、近くを通りかかると、ついつい天蚕センターに立ち寄ってしまうことがあるのだ。(^^;

天蚕糸は繊維のダイヤモンドと言われ、カイコのシルクの上をいく最高級シルクだ。天蚕は日本固有のヤママユガの一種で、クヌギの葉を食べて、このような緑色の繭を作り、生糸も渋めの緑がかった独特の色をしています。
とても高価なシルクなので、高級着物の模様部分にだけ天蚕糸を使ったりする程度のようです。天蚕糸だけで着物を一着作ったら、家が建つくらいの金額になるのかもしれません・・・。

現在全国でも、実質、生産地と呼べるのは、長野県安曇野市穂高の有明地区のみだと思います。その有明地区でも、細々と続けられている状態なので、なんとか、この技術を絶えさせる事無く後世に伝えていって欲しいものだと僕は願っています。日本にしかない最高級シルクってのに萌えるんだよな~。(^^)

矢村やすけ: 矢村やすけと申します。 僕が住む、安曇野には八面大王伝説という伝説があります。その伝説の中で、妖力の強い八面大王をうつ為の矢に使う三十三節ある山鳥の尾羽を、矢村に住んでいた弥助が坂上田村麿呂に献上します。現在、僕が住んでいる場所が、その矢村地区に近いので、矢村やすけとしました。 安曇野の地名は、この八面大王伝説由来のものが多いです。そんな伝説に彩られた安曇野の風景を主にスマホ写真で投稿していきます。(^^)
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