個人的に、最近、ちょっとハマっているシネマグラフですが、簡単お手軽にシネマグラフを作れる「Microsoft Research Cliplets」というフリーソフトがあったので、ご紹介させて頂きます。(^^)
いちおう、今回作ってみるのは、下のやつです。
そのまま、ほんとに単純簡単に作り始めちゃってもいいんですけど、スマホで撮った動画って、なんとも色合いが冴えなかったりする事が多いです。なので、まず、下ごしらえとして、スマホで撮った動画の補正をやってみたいと思います。どうも僕は、こういう細かいところに、こだわってしまうタチでして・・・。(^^;
動画の補正にはフリーソフトの「XMedia Recode」を使います。「XMedia Recode」はフリーソフトですけど、動画の色補正やコントラスト、シャープネス等々の調整ができちゃいます。
窓の杜からダウンロードできますので、インストールしてみて下さい。
XMedia Recodeを起動して、「ファイルを開く」から編集する動画を開きます。開いたら「クロップ/プレビュー」のタブに移動します。下の図のように、「フィルター追加」ボタンをクリックすると、色補正、シャープネス等が追加できるので、色補正で、コントラストや彩度、明るさ、ガンマを必要に応じて調整します。必要があれば、シャープネスも調整します。
調整が終ったら、下の図の「リストに追加」ボタンを押して、その後、「エンコード」ボタンを押せば、補正した動画が保存されます。(^^)
下のイメージが、補正前と補正後です。
動画が準備できたところで、いよいよ「Microsoft Research Cliplets」を使ってシネマグラフを作るわけですけど、まずは、インストールですが、下記からダウンロード、インストールして下さい。
Microsoft Research Clipletsのダウンロード先はこちら
下の図のように、32bit版のPCを使われている方は32bit版の方へ移動して下さい。
「Cliplets」を起動したら、先程、編集して準備した動画を「Cliplets」上にドロップするか、「Open」ボタンをクリックして、動画を読み込みます。Cliplets内に読み込める動画は10秒までのようで、10秒以上の動画指定した場合は、最初にどの部分を10秒間読み込むのか指定する画面が出てきますので、そこで、シネマグラフにする部分を10秒、指定します。
上部赤枠のスライダーを動かして、動画部分の固定する画面を選びます。選んだら、右横赤枠の「Add new layer」をクリックします。
「Add new layer」をクリックすると、カーソルがペンの形になるので、下の図のように動かす部分だけを囲みます。下のスライダーを動かすと、動きをゆっくりにしたり、速めたりできます。そのスライダー右横の右向き三角をクリックすると、出来上がるシネマグラフのプレビューができます。最後に「Export cliplet」をクリックして、GIFを書き出して終了です。
これで、簡単なシネマグラフは出来ちゃいますから、とっても簡単ですよね。(^^)
レイヤーを増やすと、さらに複雑な動きが出来るようになります。
Microsoft Research Clipletsのチュートリアルページに動画で、レイヤーを増やした色々な動作を作るチュートリアルが出ていますので、凝ったものを作ってみたい方は、ご覧になってみて下さい。
Microsoft Research Clipletsのチュートリアルページはこちら
とにかく操作が単純なので、シネマグラフを作ってみたい方は、是非、使われてみて下さいな。(^^)
View Comments (2)
非常に参考になります
こちらのサイトを見まして、僕も最近clipletsを使って見したが、gifにすると画質が凄い荒れてしまいます
このような凄い綺麗に作るには他に何かされてますか?
こんにちは。コメントを頂きありがとうございます。
上の滝のシネマグラフは、clipletsで、そのまま書き出したものです。事前に元になる動画の色調等の調整はしていますが、シネマグラフ作成はclipletsのみです。
画質が凄く荒れてしまうということですが、何ででしょうかね~?clipletsだと、GIFを描き出す際に、たしか色数指定の設定も無かったように思いますし・・・。
お力になれるコメントが出来ず、スンマセン。(^^;