座禅草(ザゼンソウ)とヤシャブシの実 宮の森自然園にて

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まだ座禅草(ザゼンソウ)の時期としては早いですが、既に大町市の宮の森自然園では、ポツポツと顔を出していました。

ザゼンソウ1

座禅草は、自ら発熱して雪を溶かして出てくるそうです。
その温度は25℃にもなるんだとか・・・。
その発熱メカニズムの詳しい事は未だに分かってないそうです。
ちょっと不思議な植物ですよね。
この座禅草の発熱制御アルゴリズムが岩手大学で研究されて、工業で一般的に使われるPID制御より、はるかに優れたものである事が分かり、既に実用化に入ってるそうです。ザゼンソウ制御は効率的で、かなり省エネらしいです。自然は偉大ですね!!(^^)

 

ザゼンソウ2

僕のFB友達の外国人の方も見てくれているので、いちおう、ザゼンソウの英語の説明も。(^^;

Zazenso
Symplocarpus foetidus is commonly known as skunk cabbage, eastern skunk cabbage, swamp cabbage, clumpfoot cabbage, meadow cabbage, foetid pothos or polecat weed. It is called Zazenso in Japan.

It runs hot by oneself, melts snow and makes flower blooms. It’s said that the temperature is 25 ℃.

The temperature control algorithm of this Zazenso was studied in Iwate University in Japan.

And it was found out that the temperature control of Zazenso is more excellent than PID control which is generally used industrially.

Zazenso control has been already the stage of practical. The nature is great and wonderful!! 🙂

 

そして今日は、風が強かったせいか、あちこちに、落ちてきたヤシャブシの実が散乱していました。

ヤシャブシの実

僕は熱帯魚は飼った事がないので、詳しくは分からないんですけど、熱帯魚飼育では、アマゾンの黒い方のネグロ川のような水に似せたブラックウォーターというのを作るそうです。その際、このヤシャブシの実を水に入れてやると、いいブラックウォーターが出来るんだそうです。ヤシャブシの実から溶け出す成分で、見た目が黒くなるだけでなく、弱酸性の軟水にする効果や殺菌効果もあるんだそうです。

ということで、お店や通販などでは、ヤシャブシの実は、けっこう、いいお値段で売られているみたいですが、今日は、それが、一面にバラバラと落ちていました。まあ、ヤシャブシ自体は、珍しいものではなく、都会でも、公園なんかにも植えられていたりするので、知ってる方は拾う事が出来るんでしょうけど・・・。(^^;

 

それと、宮の森自然園内を流れる小川の梅花藻の中には、既に花をつけているものがありました。水の中なので、写真は撮れませんでしたけど、その流れをシネマグラフにしてみました。(^^)

ヤシャブシの実と梅花藻が生える小川の流れ

 

あと、あちこちに生えて、ちょっと、おもしろい感じだったので撮ってみましたけど、ちょっと僕には分からない植物の芽です。(^^;

ちょっと面白い感じの植物の芽

 

 

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YASUKE YAMURA

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