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マンネンタケとマントカラカサタケ 学者村の散歩道にて

お盆明け以降、晴れの日が無く、しかも、ここ数日は雨続きなせいか、林の中の菌類が少し活性化しとります。今日は散歩途中に万年茸(マンネンタケ)とマントカラカサタケを見かけたので、撮ってみました。

多くの方にとって、万年茸(マンネンタケ)は霊芝(レイシ)って言った方が馴染みが深いかもしれません。幼菌時は、まだ、弾力のある柔らかさがありますが、成熟すると、コルク質で固く木質化します。写真もそうですが、表面がニスをかけたように光沢があるのも特徴です。

木質化して腐らない為、飾り物に使われたり、民間薬や健康食品としても使われたりしています。ウィキペディアには以下のようにあります。

古代中国では霊芝の効能が特に誇大に信じられ、発見者はこれを採取して皇帝に献上することが義務付けられていた。また、官吏などへの賄賂としても使われてきたという。

現在では、栽培方法も確立されていますし、個人的には特別、珍しいキノコだとも思いませんけど、亡くなった父が好きだったせいか、見かけると、なんか嬉しくなるキノコです。(^^)

こちらが、万年茸の幼菌。まだ、弾力があります。

もう一つの外套唐傘茸(マントカラカサタケ)は、大きいのでとにかく目立ちます。傘が開く前は、雰囲気、巨大チュッパチャプスって感じの形です。

写真のやつは、これからまだ成長して、傘が開くと思うんですけど、2枚目のライターと比較すると、それなりの大きさなのが分かるかと思います。そして、傘の下にあるヒラヒラがマント部分で、名前の由来かと思いやす。

カラカサタケは食用ですが、このマントカラカサタケは調べると、食毒不明となっています。でも、検索すると、けっこう、「美味しい!」と食べられている方がいらっしゃいますし、菌類学者でも食べられると言い切ってらっしゃる方もいるようなので、きっと、食べられるけど、人によっては・・・っていう、ややグレーゾーンって感じのキノコなんでしょうね・・・。(^^;

矢村やすけ: 矢村やすけと申します。 僕が住む、安曇野には八面大王伝説という伝説があります。その伝説の中で、妖力の強い八面大王をうつ為の矢に使う三十三節ある山鳥の尾羽を、矢村に住んでいた弥助が坂上田村麿呂に献上します。現在、僕が住んでいる場所が、その矢村地区に近いので、矢村やすけとしました。 安曇野の地名は、この八面大王伝説由来のものが多いです。そんな伝説に彩られた安曇野の風景を主にスマホ写真で投稿していきます。(^^)
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