黄色い粘菌(変形菌)と遭遇
山道で突然、道の上に黄色のペンキをぶちまけたような光景に遭遇した。
最初、ほんと、ペンキかと思って、そのまま通り過ぎるところだったが、こんな山道でペンキもないもんだと、近づいて、よくよく見ると、粘菌だったのだ。変形菌と言った方がより正しいのだけれど。種類は、ススホコリなのか、キイロタマホコリカビなのか、それとも別の種類なのか、僕には分からないけれど・・・。(^^;
この黄色いやつは、まるでアメーバか何かのように移動するのだ。もちろん、もの凄くゆっくりなので、目の前でどんどん動いて行くわけではないけれど、移動しながら、微生物などを摂食している。そして、あるところで動かなくなり、キノコのような子実体になり、胞子をつけるのだ。
なんとも、変わった生態で、僕は子供の頃、こいつに憧れていて、是非、飼ってみたいと思っていたけれど、ついに、当時は家の周りでお目にかかることが無かったのを憶えている。それにしても、普通は、湿ったところに生息しているような気がするが、こんな道の真ん中の日の光がモロに当たるところに、どうして出てきちゃったんだろっか・・・??