新屋公民館の松飾り 松飾りの意味などあれこれ

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ふと気づけば、コンビニの前などにも門松が飾られ、すっかりお正月の装いになっています。たまたま、通りすがりに、新屋公民館前の松飾りのナンテンの実の鮮やかな赤が目に飛び込んできて、思わず、写真を撮ってしまいました。(^^;

 

新屋公民館前の松飾り

 

この写真の松飾りだと、ナンテンの赤い実とミカンがついてますよね。他にも一般的には、竹だったり千両や万両の実だったりがついてる事が多いです。でも、松飾りという名前の通り、主役はあくまでも、松なんですよね。

お正月ってのは、年神様をお迎えして祀る行事で、年神様は初日の出と共に降臨するんだそうです。それで、元旦のテレビ番組なんかでも、やたらと初日の出を写したりするんでしょうね。しかも、年神様は、高い山から下りてくるらしいので、アルプスの間近にある安曇野は、年神様をお迎えしやすい場所なのかもしれません・・・。(^^)

そして、この福をもたらしてくれる年神様に、ちゃんと家を見つけてもらう為の目印が、松飾りになります。なぜに松?と思うわけですが、常緑である松には神様が宿りやすいと考えられてるみたいです。松飾りではないですけど、玉ぐしに使うサカキも常緑ですよね。玉ぐしには、昔は松も使われてたなんて話を、どこかで読んだ記憶がありますが、古くから日本人は、常緑樹には神様が宿るって考えてきたんでしょうね~。

ちょっと調べてみたら、「松」と「待つ」をかけてる側面もあるそうです。

そして、家にやって来てくれた年神様が山に帰るまでの間、滞在してもらう場所が鏡餅になります。鏡餅と言えば、上にミカンが乗ってますよね。上の写真の松飾りにもミカンがついてますけど、このミカンは本来は、ミカン科の橙(だいだい)です。これは橙(だいだい)と代々(だいだい)をかけているようで、代々の子孫繁栄を願ってるみたいです。色々と調べてみると、ほんと日本人って、昔から、言葉をかけるのが好きなようです。

ちなみに写真の赤いナンテンの実も、赤は縁起がいいってのもあるんですが、「難が転ずる」と、これまた、言葉をかけて縁起物として飾っているわけです。

 

で、松飾りを飾っておくのは何時から何時までかって話なんですが、これも調べてみると、飾り始めは、本来は12月13日からでいいらしいんですけど、現在では、この時期くらいから世間はクリスモード一色になるので、クリスマス明けくらいから、あちらこちらで、飾り始められるんでしょうね。

飾るのが好ましくない日ってのもあって、12月29日は二重苦。12月31日の大晦日は大急ぎで準備をしたということで、年神様に失礼。また、葬儀などの祭壇も前日に準備する為、それに通じるってところから、12月30日もあまり好ましくないようで、30日、31日は一夜飾りと言われ縁起がよくないみたいです。つまり、12月28日までに飾るのが好ましいって事のようです。

 

そして、松の内は本来は1月15日までで、鏡開きが1月20日だったようです。1月15日までは年神様が鏡餅に宿っているので、それを過ぎてから鏡開きをするわけです。

ところが、江戸時代、三代将軍の家光が亡くなり、20日がその月命日だったため、月命日に鏡開きをするのは良くないってことで、1月11日に鏡開きをするようにしたんだそうです。でも、11日は、まだ、年神様が鏡餅に宿ってる時期なので、塩梅が悪いです。それで幕府は、松の内を1月7日までとしてしまったようです。

ところが、関西では、その幕府の通達が徹底されず、従来の1月15日のままとなってしまい、それで、今でも、松の内は、関東は1月7日、関西は1月15日の地域が多いんだそうです。

 

それにしても、神様の滞在期間まで変更してしまう徳川幕府、恐るべし!!(^^;

 

 

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YASUKE YAMURA

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