新緑っぽい高遠草(アキカラマツ)
高遠草、正式名称アキカラマツが新緑っぽい感じで綺麗だったので、撮ってみたのだ。(^^;
高遠草は何百年も前から長野県の高遠城下で、腹痛の薬として用いられてきたらしいが、毒草が多いキンポウゲ科の植物なので、全国的には毒草として警戒されていたらしい。それが太平洋戦争のおり国内に薬が不足し、当時の厚生省が国内にうずもれている薬資源の調査に乗り出して、初めて苦味健医薬として、取り上げられたんだそうだ。高遠城下だけで何百年も伝わってきたってのが、なんか、秘薬って感じで萌える話なのだ。(^^)
個人的には、子供の頃、病院に行っても、全く、おさまる事がなかった下痢が、高遠草を煎じたものを飲んで、ピタッとおさまってしまった事があり、それ以来、高遠草には、ちょっと思い入れがあるのだ。子供の頃の記憶では、想像を絶する苦さだったけど、大人になって飲んでみると、案外、普通に飲めてしまったりする。とは言っても、かなり、苦いですけどね・・・。(^^;
今年の夏の終りから秋にかけて花の咲く頃に、ここで、高遠草を刈り取って、干して、我が家の常備薬にでもしようかな・・・。(^^;