イヌタデに侵入された小麦畑

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豊科に向かって車を走らせていると、小麦畑の向こう側に、一面に赤い花が咲く畑が目に入った。雰囲気は赤花の蕎麦が植えられているように見えるが、こんな時期に赤花の蕎麦が一面に咲いてるのなんて見た事がない。なんなんだろ?と気になったので、車を停めて近づいて見てビックリ。

別の畑だと思ったのは、実は一枚の大きな小麦畑で、その半分が一面にイヌタデ通称アカマンマに侵入されていたのだ。イヌタデは、アカマンマと言って、小さな子供がよく、おままごとに使う雑草だ。

ちなみに、「蓼食う虫も好き好き」の蓼は、ヤナギタデで、マタデ、ホンタデとも呼ばれる葉に辛みのある植物だ。日本では古くから香辛料や刺身のつまとして利用されてきた。調べたら、西洋でもコショウの代用品として使われるようで、水辺に多く生えることから、「water pepper」と呼ばれているらしい。
とても辛いのに、これを食べる虫がいる事から、「蓼食う虫も好き好き」という言葉ができたんだとか・・・。

それに対してイヌタデは、形は似ていても、辛みがなく役に立たないということで、イヌタデと名付けられたようだ。犬は役に立つし、なんか、犬に失礼な気もするけれど・・・。(笑)

それにしても、人工的に植えたかのように、小麦とイヌタデの境界がクッキリとしており、ちょっと不思議な光景のだ。(^^;

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YASUKE YAMURA

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