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クヌギの木の上の上下関係 ノコギリクワガタ・カナブン・スズメバチなど

安曇野では、先日投稿のノコギリクワガタに続き、カブトムシも出始めてるようです。昨日は、僕も一匹、カブトムシを見かけましたし、子供たちも、既に、けっこうカブトムシを採っているようです。(^^)

そんな中、ちょっとキャストが地味でしたけど、クヌギの木の樹液に集まる昆虫たちの上下関係がおもしろかったので、撮ってみました。(^^)

 

最初、見た時はノコギリクワガタのメスとカナブン、アシナガバチが樹液に群がり、仲良く、お食事中でした。

 

時おり、カナブンやアシナガバチがノコギリクワガタのメスにぶつかると、小突かれたり、威嚇されたりしてました。下の写真はアシナガバチがノコギリクワガタのメスに小突かれた後、威嚇されてるところです。でも、基本的には、すぐに戻って来て、平和なお食事が続いていました。

 

この平和なお食事風景を壊したのは、突然やって来たコガタスズメバチと思われるスズメバチです。カナブンとアシナガバチを小突きまくり、追いやってしまいました。ノコギリクワガタのメスにも喧嘩を売ってましたが、メスとは言え、さすがノコギリクワガタって感じで、逆に小突き返して、スズメバチも、ちょっと、たじたじって感じでした。結局、ノコギリクワガタとコガタスズメバチ2匹のお食事風景に変わりました。

 

ちょっとカメラを引いてみると、カナブンとアシナガバチが、うらめしく樹液から少し離れて、待機しているのが分かるかと思います。

 

そして、この光景を一変させたのが、オオスズメバチ様です。オオスズメバチ様の出現で、全ての昆虫が退去し、オオスズメバチだけのお食事風景に変わってしまいました。さすがに、ノコギリクワガタのメスもオオスズメバチには歯がたたなかったようです。やはり、この辺りでは、ノコギリクワガタのオスとカブトムシくらいしか、クヌギの木の上でオオスズメバチには対抗できないようです。

それにしても、オオスズメバチは、やはり、でかく迫力満点です。

 

ここから、オオスズメバチとノコギリクワガタのオスもしくは、カブトムシのお食事風景に変われば、面白いと思い、2時間後に再度、見に行ってみましたが、残念ながら、カナブンとコガタスズメバチのお食事に変わっていました。こちらは、動画で撮ってみましたので、コガタスズメバチに小突かれるカナブンの様子がよく分かるかと思います。

 

 

一度、こういったクヌギの木の上の攻防を、カブトムシ、ノコギリクワガタ、オオスズメバチのオールスター勢揃いって感じのやつを撮ってみたいと思ってはいるんですけど、3者勢揃いのバトル風景って、なかなか、出会えないんですよね・・・。(^^;

とりあえずは、安曇野も、昆虫採集シーズンに突入しましたということで・・・。

 

 

矢村やすけ: 矢村やすけと申します。 僕が住む、安曇野には八面大王伝説という伝説があります。その伝説の中で、妖力の強い八面大王をうつ為の矢に使う三十三節ある山鳥の尾羽を、矢村に住んでいた弥助が坂上田村麿呂に献上します。現在、僕が住んでいる場所が、その矢村地区に近いので、矢村やすけとしました。 安曇野の地名は、この八面大王伝説由来のものが多いです。そんな伝説に彩られた安曇野の風景を主にスマホ写真で投稿していきます。(^^)
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