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野沢菜?アブラナ?のはぜ掛けと菜の花・夏っぽい感じのする風景

安曇野では、稲刈りの頃になれば、稲のはぜ掛けはあちこちで見られます。まれに、この時期に、麦のはぜ掛けを見かける事もあります。でも、今日、見たのは、春、一面、黄色の菜の花畑だったところです。そして、はぜ掛けされていたのは、種をつけた菜の花でした。こんな、はぜ掛けは、あまり見かけないので、撮ってみました。(^^;

 

 

一面、黄色のお花畑の写真を、僕も菜の花畑と称して春に投稿させてもらっていますが、そもそも、菜の花っていう植物はありません。通常、菜の花と言えば、油が採れるアブラナやセイヨウアブラナの花をさしている事が多いわけですが、カラシナや白菜、チンゲン菜の花も、みな、同じような花が咲くわけで、カラシナなんか、特に菜の花と呼ばれている事が多いような気がします。

菜の花っていう言葉通り、アブラナ科の植物の花の多くが菜の花という名前で、ごちゃ混ぜにして呼ばれているわけです。そして、ここ信州では、なんと言っても野沢菜を沢山、作っています。もちろん野沢菜もアブラナ科で、同じ黄色い花が咲き、菜の花と呼ばれます。だから、こちらの人だと、人によっては菜の花と言えば、野沢菜の花の事だと思っている人もいるかもしれません。「菜」の花ですから、ネーミング的にもピッタリですし・・・。

だから、安曇野で見る菜の花畑の多くは野沢菜の畑のような気がします。ちなみに、野沢菜はたぶん、9月くらいに種を撒いて、11月の終り頃、刈り取っているんじゃないかと思います。刈り取らなかったやつが、冬を越して、花を咲かせます。そこから種を採取するわけですね。

 

 

今日、見た、はぜ掛けは、たぶん、ここの菜の花畑に咲いていた全てを刈り取って、はぜ掛けしてあったように思います。通常、野沢菜の種を採取する為なら、これほど大量にはぜ掛けをする事はないんじゃないかと素人ながらに思ってしまいました。

という事は、これは、野沢菜じゃなくて、油を搾るためにアブラナを作っていたのかな?なんて思いながら眺めてしまいましたけど、実際、どうなんでしょうね?

なんにしても、あまり見かける事のない、はぜ掛けの風景でした。

 

そして、このはぜ掛けされた畑のすぐ横の一本道の風景が、ちょっと夏っぽさを感じる風景だったので、ついでに撮ってみました。(^^)

 

 

矢村やすけ: 矢村やすけと申します。 僕が住む、安曇野には八面大王伝説という伝説があります。その伝説の中で、妖力の強い八面大王をうつ為の矢に使う三十三節ある山鳥の尾羽を、矢村に住んでいた弥助が坂上田村麿呂に献上します。現在、僕が住んでいる場所が、その矢村地区に近いので、矢村やすけとしました。 安曇野の地名は、この八面大王伝説由来のものが多いです。そんな伝説に彩られた安曇野の風景を主にスマホ写真で投稿していきます。(^^)
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