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雨に濡れる新緑の小道とフィトンチッド・ゴールデンウイークは森林浴を!!

今日は朝からバシャバシャと安曇野は雨です。基本的に雨降りの日ってのは、お山も見えず風景も冴えないわけで、僕は、あまり好きではありません。でも、この新緑の季節だけは別です。雨に濡れる新緑はさらに緑が映えて美しく、見てるだけでも、なんとも和みます。(^^)

この時期の安曇野では、烏川や中房川などの新緑が綺麗ですが、特別な場所でなくとも、少し山際に寄れば、どこもかしこも新緑が綺麗だと思います。写真を撮られる方なら、ちょっと歩けば、あちらこちらが新緑の写真スポットって感じでしょうか。でも、おすすめは、やはり川沿いではあるんですけど・・・。(^^;

The easy explanation in English
Today’s Azumino is a rainy day. The green of fresh green which gets wet with rain is emphasized. It’s very beautiful.

Do you know phytoncide? Phytoncide is the fragrance that trees makes occur to protect oneself against a bug and bacteria. It’s called terpene kinds chemically. That’s the so-called “fragrance of the tree”.

This phytoncide is useful for man. That have the refreshment effect. Therefore, when we walk in the forest, we refresh ourselves by phytoncide. 🙂

ということで、今日は、何気ない雨に濡れる新緑の小道を撮ってみました。(^^)

 

新緑の季節は、陽気がいい事も多く、また、こういった木々の間を歩いても、まだ蚊もおらず、お散歩には最適です。新緑の中を歩くだけで、なんか、気分がよく明るくなってきます。いわゆる森林浴効果ってやつです。(^^)

森林浴ってのは、フィトンチッドを浴びる事だとも言われています。フィトンチッドって、最近ではだいぶ聞かれるようにはなってきていますが、ご存知ない方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に説明させて頂きますね。

フィトンチッドってのは、一言で言ってしまえば、「木の香り」で、化学的にはイソプレン(C5H8)がいくつか結合してできた化合物の総称でテルペン類と呼ばれるものです。

 

 

フィトンチッドには、他の植物への成長阻害作用や、虫や動物に食べられない為の摂食阻害作用、また、病気にならないように、殺菌作用や殺虫作用などもあります。いわば、動けない木にとっての防衛手段であり、攻撃手段でもあります。

他の植物や虫、細菌などに対して攻撃的に働くフィトンチッドですが、森林浴が爽快である事からも分かる通り、なぜか人類には有益に働きます。森林浴をすると、気分が明るくなったり穏やかになったりと、自律神経の安定に効果があります。いわゆるリフレッシュってやつですね!!(^^)

森林浴は、リフレッシュ効果があり、さらにガン細胞を防ぐNK(ナチュラルキラー)細胞が増えたりするなんて、言われていますが、それが、今までは精神的なものによる効果だという捉え方が多かったのが、科学的にフィトンチッドによる効果である事が分かってきているようですね。

このフィトンチッドですが、こちらのページによると、全世界の植物が発する量は、全世界の工場排煙や自動車排気ガスなどの6倍にも達するそうですから、植物は凄いですよね!!(^^)

 

 

こんな何気ない小道でも、十分に新緑は綺麗なんですけど、やはり安曇野の川沿いの新緑は格別だと思います。フィトンチッド効果に川の音や視覚的な風景がプラスされて、さらに癒し効果があるのではないかと思います。

僕は、地元民なので、新緑も独自に川沿いに入り込んじゃいますけど、外から来られる方でしたら、烏川渓谷緑地がおすすめです。綺麗な川の流れと新緑を堪能して頂けると思いますし、新緑の写真スポットとしても、グッドだと思います。すでに平日でも、烏川渓谷緑地では、新緑と川を撮るカメラマンさんを見かけますから・・・。

ゴールデンウイーク、PCやスマホなどの画面から離れ、フィトンチッドを思いっきり浴びてみませんか!!

って、それは、そのまま自分自身に対する言葉でもあるんですけど・・・。(^^;

 

 

矢村やすけ: 矢村やすけと申します。 僕が住む、安曇野には八面大王伝説という伝説があります。その伝説の中で、妖力の強い八面大王をうつ為の矢に使う三十三節ある山鳥の尾羽を、矢村に住んでいた弥助が坂上田村麿呂に献上します。現在、僕が住んでいる場所が、その矢村地区に近いので、矢村やすけとしました。 安曇野の地名は、この八面大王伝説由来のものが多いです。そんな伝説に彩られた安曇野の風景を主にスマホ写真で投稿していきます。(^^)
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