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オオイヌノフグリが咲き乱れる土手と名前の由来

オオイヌノフグリが咲き乱れる土手がとても綺麗だったので、撮ってみました。(^^)

 

あと、ちょっとボケちゃいましたけど、ついでにハコベの小さな花も。(^^;

 

オオイヌノフグリには別名で、「星の瞳」「天人唐草」「瑠璃唐草」という綺麗な名前がありやす。花言葉を調べたら「忠実、信頼、清らか」だそうで、花の外見のイメージにはピッタリとあいます。

フグリは睾丸、つまりタマタマ、もっとストレートに言うと、きんたまっすから、この外見に比べると、かなり気の毒な名前が付けられてるわけでごぜーます。(^^;

実はオオイヌノフグリは外来種で、日本在来種にイヌノフグリってのがあります。イヌノフグリは子供の頃、実家の周囲でもよく見かけましたが、外来種のオオイヌノフグリにおされているようで、かなり数を減らしてきていて、ここ何年かイヌノフグリがないか探してるんすけど、安曇野では僕は見かけていません。

そして、オオイヌノフグリの果実は平べったいハート型なんですが、イヌノフグリの果実は見事なタマタマの形をしています。この果実の形から、日本の植物学の父と言われる牧野富太郎がイヌノフグリと命名しました。

明治時代に日本にやってきたオオイヌノフグリは、花などがイヌノフグリより大型だった為に、イヌノフグリの大きいやつということで、オオイヌノフグリと名付けられたわけです。ですから、オオイヌノフグリはあくまでも、イヌノフグリの大きいやつであって、大きな犬のタマタマではありません。(笑)

 

 

矢村やすけ: 矢村やすけと申します。 僕が住む、安曇野には八面大王伝説という伝説があります。その伝説の中で、妖力の強い八面大王をうつ為の矢に使う三十三節ある山鳥の尾羽を、矢村に住んでいた弥助が坂上田村麿呂に献上します。現在、僕が住んでいる場所が、その矢村地区に近いので、矢村やすけとしました。 安曇野の地名は、この八面大王伝説由来のものが多いです。そんな伝説に彩られた安曇野の風景を主にスマホ写真で投稿していきます。(^^)
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