母の日に見たエアプランツの花と環境

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水鏡が美しい季節の安曇野です。(^^)

有明山と田んぼの水鏡

常念岳と田んぼの水鏡

 

 

母の日ということで、花を買いにアルプガーデンさんを訪れました。花を買ってレジ待ちしてるときに、ふと目に飛び込んできたのが下の写真の光景です。

エアプランツの花1

エアプランツの花2

 

皆さんはエアプランツはご存知ですか?
エアプランツは、土がいらない植物で、インテリアのような感じで部屋で栽培できます。部屋にあると、ちょっと、おしゃれな感じがしたりもしますよね。最近では、ホームセンターの園芸コーナーや100均やインテリアショップなんかでも売られているのを見かけます。

 

僕が初めてエアプランツを見た時は、土に植えずに、ぶら下げたり、転がしてあるだけで生育するということと、本当に生きてるのか?と思わされる、その形状に、こんな植物があるのか!と随分と萌えた記憶があります。とは言え、実際に育てたり、興味を持って調べたりすることはありませんでしたけど。

ただ、なんとなく、ほとんど根も無く、空気中から直接、水分や養分を補給して生育するということから、乾燥地帯の岩肌などに生育する植物だと思い込んでいましたし、花は咲いても、きっと、すごく小さなものだろうと、勝手に思い込んでいました。

 

ところが、アルプガーデンさんで目にした光景は、上の写真のようにエアプランツが繁茂し、立派な花を咲かせている光景でした。店員さんに声をかけてみると、最初、少しだけだったのが、水をたくさんあげていたら、こんなにも繁茂して、花を咲かせるようになったとのことでした。

えっ!水をたくさん? 乾燥地帯の植物じゃないの!?

と、さらに聞いてみると、もともと、熱帯雨林の植物だから、お水が大好きなんですよ!とのこと。

 

家に帰って、早速、調べてみると、エアプランツはパイナップル科のハナアナナス属(チランジア Tillandsia)の植物を指すようで、700種類あまりが、乾燥地帯から熱帯雨林にまで分布するようです。だから、店員さんが言っていたように、水が大好きな種類もあるわけです。

でも、根もほとんど無い状態で、ゴロンと作り物かなにかのように置かれ、お店で売られている姿から、どれも乾燥地帯の、ほとんど水を必要としない植物というイメージが僕の中で出来上がってしまっていました。また、エアプランツという名前からも、ほんの僅かな水分を空気中から摂取している植物で、ほとんど大きくもならないんだろうと思いこんでいました。たしかに、そういう種類もあるんでしょうけど、少なくとも、全てがそうではないということが分かりました。

ここで、なぜ、僕がそう思い込んだのかを考えてみると、あの見た目とエアプランツという名前だけから情報を得ていたこと、つまり情報処理を「知覚」と「言語」だけに頼ってしまい、そこから乾燥地帯の荒野の岩肌にへばりついている様子をイメージ「想像」し、思い込んでしまった。つまり「信念」を持ってしまって、自分の中でエアプランツという植物に対しての知識が完成してしまっていたということだと思います。

こんなふうに身近な出来事を、ちょっとTOKっぽく考えてみるだけで、普段、いかに、偏った側面からの情報だけで、自分自身の知識を形成しているかに気づかされます。たぶん、自分の中で、そうに違いないと考えていることや、常識として考えていることの中にも、こんなふうに間違ってることも多いんだろうな!とか、情報を得て処理する際に、例えば、今回の場合であれば、「知覚」と「言語」だけで僕は情報処理を行ってしまったわけですけど、「理性」や「感情」「直感」など、いろいろな方面から考え、疑ってみないといけないのかな!とか、思わされること、それが大事なんでしょうね。

 

今日、アルプガーデンさんで見たエアプランツは、お水たっぷりで最適な環境におかれたからこそ、繁茂し、花も咲かすことができたんじゃないかと思います。苔なんかも、基本的に水分を好みますが、種類によっては、かなりの期間の乾燥にも耐えて生存します。でも、十分な水分があった方が青々と綺麗に育ちます。

自分自身に置き換えて考えてみると、僕は、これまでの経験から、大抵の仕事や、職場環境に適応する自信があります。だから、そういう意味では、どこに行っても生存可能だと思います。でも、生存できる環境と花を咲かすことができる環境は別だと思います。花を咲かせるというのは、その職場で成果をあげる事が出来るということもあるでしょうけど、それ以上に、自分の魂が、満足できるかだと思います。果たして、生存はできても、花を咲かすことができる職場環境に、今、自分は身を置いているのだろうか?

そんな事まで、徒然と考えてしまった、エアプランツの花でした。(^^;

 

 

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YASUKE YAMURA

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