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イヌタデに侵入された小麦畑

豊科に向かって車を走らせていると、小麦畑の向こう側に、一面に赤い花が咲く畑が目に入った。雰囲気は赤花の蕎麦が植えられているように見えるが、こんな時期に赤花の蕎麦が一面に咲いてるのなんて見た事がない。なんなんだろ?と気になったので、車を停めて近づいて見てビックリ。

別の畑だと思ったのは、実は一枚の大きな小麦畑で、その半分が一面にイヌタデ通称アカマンマに侵入されていたのだ。イヌタデは、アカマンマと言って、小さな子供がよく、おままごとに使う雑草だ。

ちなみに、「蓼食う虫も好き好き」の蓼は、ヤナギタデで、マタデ、ホンタデとも呼ばれる葉に辛みのある植物だ。日本では古くから香辛料や刺身のつまとして利用されてきた。調べたら、西洋でもコショウの代用品として使われるようで、水辺に多く生えることから、「water pepper」と呼ばれているらしい。
とても辛いのに、これを食べる虫がいる事から、「蓼食う虫も好き好き」という言葉ができたんだとか・・・。

それに対してイヌタデは、形は似ていても、辛みがなく役に立たないということで、イヌタデと名付けられたようだ。犬は役に立つし、なんか、犬に失礼な気もするけれど・・・。(笑)

それにしても、人工的に植えたかのように、小麦とイヌタデの境界がクッキリとしており、ちょっと不思議な光景のだ。(^^;

矢村やすけ: 矢村やすけと申します。 僕が住む、安曇野には八面大王伝説という伝説があります。その伝説の中で、妖力の強い八面大王をうつ為の矢に使う三十三節ある山鳥の尾羽を、矢村に住んでいた弥助が坂上田村麿呂に献上します。現在、僕が住んでいる場所が、その矢村地区に近いので、矢村やすけとしました。 安曇野の地名は、この八面大王伝説由来のものが多いです。そんな伝説に彩られた安曇野の風景を主にスマホ写真で投稿していきます。(^^)
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