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道祖神・石仏・石塔

安曇野は道祖神で有名だけれど、写真のように道祖神以外にも様々な石仏や石塔が集めて置かれている場所がある。宗教はバラバラだから、その地域の信仰と祈りの歴史の集積場所のような感じだ。道祖神以外で、やたらと目にするのは、月待信仰という民間信仰の二十三夜塔と、中国の道教に由来する民間信仰の庚申塔だ。それ以外にも大黒天や馬頭観音もよく目にするのだ。

下の写真の中には、こういった場所で、大抵目にする庚申塔がない。その変わり、青面金剛の像が置かれている。青面金剛(しょうめんこんごう)は、ウィキペディアによると、庚申信仰の中で独自に発展したもので、庚申講という神仏を祀って徹夜をする行事の集まりで、本尊とされていたものらしい。

ちなみに下の写真の道祖神や石仏、石塔は基本的に江戸時代のものでやんす。

何気に横目で見ながら通り過ぎる、こういった場所の石仏や石塔も、少し意味が分かると、けっこう、おもろかったりするのだ。(^^)

 

道祖神・石仏・石塔の集まり

 

以下、上に並ぶ像を右から説明でやんす。(^^;

道祖神と如意輪観音

 

二十三夜塔と念仏供養塔、徳本念仏

 

青面金剛の像、二十三夜塔、地蔵菩薩

 

 

矢村やすけ: 矢村やすけと申します。 僕が住む、安曇野には八面大王伝説という伝説があります。その伝説の中で、妖力の強い八面大王をうつ為の矢に使う三十三節ある山鳥の尾羽を、矢村に住んでいた弥助が坂上田村麿呂に献上します。現在、僕が住んでいる場所が、その矢村地区に近いので、矢村やすけとしました。 安曇野の地名は、この八面大王伝説由来のものが多いです。そんな伝説に彩られた安曇野の風景を主にスマホ写真で投稿していきます。(^^)
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