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ヤグルマギクとポピーは小麦畑の雑草!!カモミールだと思ったのはイヌカミツレだった!!

The easy explanation in English
Cornflower and Poppy are beautiful. However, those are a trouble at wheat field.

上の写真は今日撮った小麦畑ですが、小麦畑の脇にヤグルマギクやポピーが咲く、こんな風景、僕は割と好きです。ヤグルマギクの青とポピーの赤が緑の小麦の中で映えますよね!!(^^)

しかし、ヤグルマギクもポピーも、元々、ヨーロッパでは小麦畑の雑草です。ヤグルマギクはコーンフラワー(cornflower)、ポピーはコーンポピー(corn poppy)なんて言われているようです。コーンって言うとトウモロコシを連想しますが、cornはヨーロッパでは小麦など穀物の総称なので、あちらでは昔ながらの麦畑の雑草なんでしょうね・・・。

ヤグルマギクもポピーも畑の脇に少し生えてるぶんには、綺麗でいいんですけど、時として、畑を占拠してしまいます。実は、上の写真の小麦畑は、昨年は、どんな感じだったかというと・・・

まあ、青一色で綺麗なんですけど、こうなってしまうと、小麦畑としては、ほとんど機能しないんじゃないかと思います。去年を考えれば、今年の、この畑は、随分と頑張って、小麦畑の形を取り戻したんだなって思います。

ポピーは、ヤグルマギクほど、畑を占拠しているのを、あまり見かけませんが、それでも、過去、何回か、一面真っ赤になっちゃってる小麦畑を見た事があります。

ちなみに、サファイアの最高級の色味をヤグルマギクの青になぞらえて、コーンフラワーブルーなんて言うらしいです。たしかにヤグルマギクの青って綺麗ですもんね。

ヤグルマギクもポピーも綺麗なので、わざわざ植える人もいるわけですけど、ひとたび、小麦畑に侵入すると、残念ながら、厄介な雑草として、畑に君臨しちゃうんですよね・・・。(^^;

 

そして、もう一つ、よく麦畑を占拠しちゃってるのを見かけるのが、下の花。

これ、僕はずっとカモミールだと思ってたんですけど、これだけ咲いているところへ近づいても、全く匂いがしないので、不思議に思って調べたら、どうやらイヌカミツレってやつっぽいです。カミツレは和名でカモミールの事を指します。そしてイヌが頭につく植物は役に立たたないという意味です。この場合も、匂いがしないカモミールなんで、役に立たんカモミールって事なんでしょうね・・・。

写真は、畑ではなく、既に耕作放棄された荒地に咲き誇るイヌカミツレの写真ですが、見てもらって分かるかと思いますが、パラパラと小麦が生えており、かつては小麦畑だった事が分かります。このイヌカミツレも、過去、何回か、何の畑か分からないくらいに小麦畑を占拠しているのを見かけているので、やはり、小麦畑では、かなり厄介な雑草なんだと思います。

 

ヤグルマギク、ポピー、イヌカミツレの3つの花は、占拠とまではいかなくても、小麦畑に侵入しているのは、ほんと、よく見かけます。でも、不思議な事に大麦畑への侵入は、あまり見ないんですよね。小麦も大麦も外見は、穂が違うくらいで、よく似た作物だと思うんですが、なぜ、大麦畑には侵入しないのか、侵入された小麦畑を見る度に不思議に思います。

たまたま、こちらで見かけるのが、大麦畑に侵入してないだけなのか、小麦と大麦では、何かメカニズムが違って、侵入に違いが起こるのか、どなたか、ご存知の方がいらっしゃったら、教えて下さいな。(^^;

 

 

矢村やすけ: 矢村やすけと申します。 僕が住む、安曇野には八面大王伝説という伝説があります。その伝説の中で、妖力の強い八面大王をうつ為の矢に使う三十三節ある山鳥の尾羽を、矢村に住んでいた弥助が坂上田村麿呂に献上します。現在、僕が住んでいる場所が、その矢村地区に近いので、矢村やすけとしました。 安曇野の地名は、この八面大王伝説由来のものが多いです。そんな伝説に彩られた安曇野の風景を主にスマホ写真で投稿していきます。(^^)
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