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咲き始めたベニバナイチヤクソウと新緑のウワバミソウ

ベニバナイチヤクソウが咲き始めました。
ベニバナイチヤクソウはなかなか可愛らしい花の山野草ですが、栄養分を通常の光合成以外に、菌根というものを形成して、土の中の菌類を通して付近の木の根から吸い取っている半寄生植物です。正しくは部分的菌従属栄養植物って言うらしいですけど・・・。ですから、採取して、植えても、まず枯らしてしまうことになりますので、山で見かけても、採って帰らないように!!ってところです。(^^;

どうしても、栽培してみたい場合は、ベニバナイチヤクソウと一緒にカラマツを植えてやると、外菌根菌とともに、三者で生存が可能らしいので、カラマツと一緒に植えるのが必須ってところでしょうか・・・。

 

 

ベニバナイチヤクソウは、下のような林の中などに、基本的には群生して生えている事が多いです。安曇野を訪ねて、ベニバナイチヤクソウを見たい場合は、烏川渓谷緑地なんかがいいんじゃないかと思います。先日も、烏川渓谷緑地の水辺の林の中で、ベニバナイチヤクソウの群生を見ました。烏川渓谷緑地なら、そんなに林の中に分け入らなくても、遊歩道沿いに、ベニバナイチヤクソウの自生を見て頂けると思いますから・・・。ちなみに、下の写真は、烏川渓谷緑地ではないです。(^^;

 

 

ついでに、新緑のウワバミソウもいい感じだったので撮ってみました。ウワバミソウは、クセがなく美味しい山菜です。ウワバミソウの詳細をご覧になりたい方は「ウワバミソウ(ミズ)を食す」をご覧ください。

 

 

矢村やすけ: 矢村やすけと申します。 僕が住む、安曇野には八面大王伝説という伝説があります。その伝説の中で、妖力の強い八面大王をうつ為の矢に使う三十三節ある山鳥の尾羽を、矢村に住んでいた弥助が坂上田村麿呂に献上します。現在、僕が住んでいる場所が、その矢村地区に近いので、矢村やすけとしました。 安曇野の地名は、この八面大王伝説由来のものが多いです。そんな伝説に彩られた安曇野の風景を主にスマホ写真で投稿していきます。(^^)
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