大塚神社には、坂上田村麻呂に征伐され、復活してこないようにと、五体バラバラに埋葬された八面大王の耳が埋められていると言われている。田んぼの中にポツンと建つ、この神社の風景は、僕はなんとなく心惹かれる風景なのだ。(^^)

ちなみに祠の中には沢山の耳かきが、お供えさられているそうだ。その昔、この地に住む夫婦の息子が高熱の後、耳が聞こえなくなり、その治癒の為、大塚神社にお参りしたところ、大塚様が夢の中に現れ、祠にあげられているウツギの枝に竹を刺して耳かきを作り、それで、耳をほれとお告げがあって、その通りにしたところ、耳が聞こえるようになったという伝承があるそうだ。その為、耳かきがお供えされているんだとか。