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菜の花畑・ハルジオン・オランダフウロ うんちくめいた事も少し

安曇野アートヒルズミュージアム横の菜の花畑が綺麗だったので撮ってみました。また、田んぼの畔にはハルジオンの花が咲き乱れ、道端ではオランダフウロも咲き始めています。まだまだ春真っ盛りって感じの安曇野です。(^^)

 

安曇野アートヒルズミュージアム横の菜の花畑。

今、安曇野のあちこちで、菜の花畑の黄色が綺麗なわけですけど、菜の花っていう特定の植物があるわけではないんすよね。菜の花ってのは、アブラナ科の総称で、言ってみれば、ハクサイやブロッコリー、タカナ、コマツナなんかの花も菜の花です。ハクサイの花なんて、普段、菜の花畑で見る菜の花とそっくりです。

一般的には、ナタネ油を採るアブラナの事を菜の花って呼んでる事が多いんでしょうけど。菜花として売られているのは、ナタネ油を採るアブラナを食用に品種改良したものになります。そして、長野で菜の花畑といった場合、かなりが野沢菜の花が咲いている畑なんじゃないかと僕は思います。だから、菜の花って言ってもいろいろってことです。(^^)

 

田んぼの畔に咲くハルジオン。

まあ、雑草なんですけど、この時期、特に写真のようなピンクがかったハルジオンはなかなか綺麗です。ハルジオンとよく似たのにヒメジョオンがあります。ヒメジョオンも5月くらいから咲き出すんでしょうけど、ハルジオンより遅めに咲き、夏も咲いています。この時期の安曇野の田んぼの畔なんかで見られるのは、ほとんどハルジオンなんじゃないかと思います。

ハルジオンとヒメジョオンは見た目、かなり雰囲気が似てるんですけど、ヒメジョオンはハルジオンに比べると、ピンクがかった花は少ないと思うので、ピンクがかっているやつは、大抵、ハルジオンなんじゃないかと思います。ハルジオンとヒメジョオンの違いですが、ハルジオンの花びらは、写真のように糸のように細いのに対して、ヒメジョオンは、もう少し幅広です。また、決定的な違いは、茎を折ると分かるんですけど、ハルジオンの茎は空洞なのに対して、ヒメジョオンの茎は、折ると、中に白いものが詰まっているので、一目瞭然です。(^^)

 

道端で咲くオランダフウロの花。

最近やたらと、安曇野でも目につくようになってきた帰化植物のオランダフウロですが、こちらも、ふと気づけば、道端や畑の脇など、あちこちで、可愛らしい花が花盛りって感じです。実はオランダフウロっていう名前は、僕は昨年、初めて知ったんですけど、この花の種が凄いんですよねー。まるで精密機械です。自然界の神秘って感じで、個人的にはなかなか萌えます。(^^)

オランダフウロの詳細については、昨年投稿の「安曇野で増殖するオランダフウロと自然界を支配するフィボナッチ」に書かせてもらっているので、興味のある方は、そちらをご覧ください。(^^;

 

 

矢村やすけ: 矢村やすけと申します。 僕が住む、安曇野には八面大王伝説という伝説があります。その伝説の中で、妖力の強い八面大王をうつ為の矢に使う三十三節ある山鳥の尾羽を、矢村に住んでいた弥助が坂上田村麿呂に献上します。現在、僕が住んでいる場所が、その矢村地区に近いので、矢村やすけとしました。 安曇野の地名は、この八面大王伝説由来のものが多いです。そんな伝説に彩られた安曇野の風景を主にスマホ写真で投稿していきます。(^^)
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