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雑草のように一面に生える松の芽とヤマウルシの部分紅葉

昨年はマツクイムシが猛威をふるい、多くの松の木が枯れ、切り倒されました。山や林の中の松ばかりでなく、旧家の立派な松の木も枯れていたりして、ちょっと切なくなるような光景があちらこちらで見られました。

僕の家の周囲の林の中でも、大きな松の木があちこちで枯れて、昨年から今年にかけて業者さんが入って、多くの松の木が切り倒されました。大きな松の木を切り倒す時は、倒す方向に生えているクヌギの木なんかも、みな切られてしまいましたので、周囲の林の中は妙にスッキリしたというか、スカスカした感じです。

そんな、ちょっとスカスカした感じの林の中を歩いてみると、面白い事に、あちこちで、松の芽がまるで雑草のごとく一面にザクザクと生えており、巨大なスギゴケが一面に生えているような光景があちこちで見られます。もちろん、毎年、松ぼっくりが落ちて、そこかしこに松の芽が出てはきますけど、今年のように群生するような生え方はしません。まるで、切り倒された分を回復させようという力が働いているかのような生え方です。自然って、面白いです。(^^)

 

雑草のごとく群生する松の芽。下の写真ですと、奥の方を除いて、地面に緑に見えるのは全部、松の芽です。こんな感じで、林の中のかなり広範囲にわたって松の芽がザクザクと出ています。

 

そして、松の芽とは関係ないですが、同じ林の中でヤマウルシが季節外れの見事な部分紅葉をしていたので、そちらも撮ってみました。この部分だけ何かしらのダメージを受けて、こんな見事な色に紅葉しちゃってるんでしょうね・・・。

 

 

矢村やすけ: 矢村やすけと申します。 僕が住む、安曇野には八面大王伝説という伝説があります。その伝説の中で、妖力の強い八面大王をうつ為の矢に使う三十三節ある山鳥の尾羽を、矢村に住んでいた弥助が坂上田村麿呂に献上します。現在、僕が住んでいる場所が、その矢村地区に近いので、矢村やすけとしました。 安曇野の地名は、この八面大王伝説由来のものが多いです。そんな伝説に彩られた安曇野の風景を主にスマホ写真で投稿していきます。(^^)
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