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蝶ヶ岳の蝶の雪形が完成間近です!!

まだ、右の羽の横の雪が切れてないんですけど、蝶ヶ岳(2,677m)に白い蝶が羽を広げたような雪形が出始めています。今年は基本的に春が早く、この雪形も例年よりも少し早いような気も・・・。

春先、山の雪が解け始め、春山特有の白と紺のコントラストで、ゴールデンウイーク前後は、個人的には一年の中で最も山が綺麗だと思う季節です。そこから、さらに山の白い部分が少なくなり、最後に姿を現してくるのが、この蝶ヶ岳の蝶の雪形です。安曇野から見える雪形の中では、長い期間見られる雪形でもあり、古くから地元の人に親しまれてきた雪形です。

下の写真を見て頂くと、蝶の胴体にあたる部分の雪が少し解けて、山肌の紺が出ているのが分かるかと思います。これを地元では「蝶の背が割れた」といった表現を使ったりします。あともう少し、蝶の背が割れて、右の羽の先の雪が切れれば、いよいよ蝶の雪形完成で、安曇野もいよいよ初夏って感じでしょうか・・・。

 

 

 

矢村やすけ: 矢村やすけと申します。 僕が住む、安曇野には八面大王伝説という伝説があります。その伝説の中で、妖力の強い八面大王をうつ為の矢に使う三十三節ある山鳥の尾羽を、矢村に住んでいた弥助が坂上田村麿呂に献上します。現在、僕が住んでいる場所が、その矢村地区に近いので、矢村やすけとしました。 安曇野の地名は、この八面大王伝説由来のものが多いです。そんな伝説に彩られた安曇野の風景を主にスマホ写真で投稿していきます。(^^)
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