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ノスタルジックな雰囲気の新屋公民館 ナトコ映画って?

我が家の子供らも、習字の教室などでお世話になっている新屋公民館ですが、昔の木造校舎を思わせる、なんともノスタルジックな雰囲気を持っています。

 

戦後まもない1951年(昭和26年)に建築された木造平屋の建物で、国登録有形文化財に指定されています。中は板間で、だだっ広く、柱が無いホールのような構造になっています。実は、この新屋公民館にはなんと映写設備が備わっています。なぜかと言うと、この公民館が建設された当時、ここでナトコ映画が上映されていたからのようです。

ナトコ映画とは、GHQの民間情報教育局(CIE)が日本人に対して占領政策の一環である民主化促進プログラムとして制作した教育映画です。内容は、アメリカの自然や文化生活の様子などを紹介する教育的、啓発的なものが多かったようだが、中には反共的なものもあったようです。当時は娯楽がなかったので、映画ということで、みな喜んで見たようです。ナトコ映画を見て、当時の子供らは、アメリカびいきになったらしいから、それなりにアメリカ賛美の洗脳効果はあったって事でしょう・・・。

いずれにしても、歴史のある建物が現在でも普通に使われている事は素晴らしく、新屋公民館は僕のお気に入りです。(^^)

新屋公民館とその前の道祖神と大黒天

新屋公民館正面

 

矢村やすけ: 矢村やすけと申します。 僕が住む、安曇野には八面大王伝説という伝説があります。その伝説の中で、妖力の強い八面大王をうつ為の矢に使う三十三節ある山鳥の尾羽を、矢村に住んでいた弥助が坂上田村麿呂に献上します。現在、僕が住んでいる場所が、その矢村地区に近いので、矢村やすけとしました。 安曇野の地名は、この八面大王伝説由来のものが多いです。そんな伝説に彩られた安曇野の風景を主にスマホ写真で投稿していきます。(^^)
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