1度きりの人生を幸せに生きる
幸せを感じるライフスタイルの羅針盤!
 
森の中のちいさなお家
 


全くの私事ですが、2005年7月に3人目の子供が生まれました。
1人目の時は何しろ全てが初めてでしたから、色々と不安でしたし、出産の際は、いよいよという時に、分娩室から逃げ出しました。出産後、助産婦さんに「旦那さん、逃げるのはやかったねーー」と、笑われました。
2人目の時は、頑張って生まれるまで、見届けようと思いましたが、やはり、途中で逃げ出し、隣の部屋で妻のお父さんと2人でお産の際の、うめき声にビビッていたのを覚えています。どうも男はだらしないです。(笑)
そして、いよいよ3人目ですが、3人目ともなると私も慣れたのか、いたって平常心で、生まれるまで、立ち会う事が出来ました。 立会い出産をされる若い夫婦をよく、見かけますが、立派なもんだと思います。

生まれた瞬間というのは無条件に感動しますねー!
10ヶ月もおなかの中にいて、生まれてきた赤ちゃんと、新たな生命を産み落とした妻の両方に感動します。
1番目の子の時は弟の死と出産が同時期でしたし、2番目の子の時は、父が亡くなって暫くしてからの出産でしたから、生命が受け継がれていくような感覚もあり、より一層、感動が大きかったように思います。
そして、生まれたての赤ちゃんが、お母さんの胸の上に載せると、おっぱいを探して、吸いつく姿に生命の偉大さを感じます。

妻の出産の際、毎回、感じるのですが、生まれたての赤ちゃんと初めて対面する時の妻の表情は、これ以上ないと思うくらい、素晴らしい表情をします。なんとも神々しいくらいの美しい表情です。おそらく女性は、この瞬間が一番、美しい表情をするのだろうと私は勝手に思っています。

人によっても違うのでしょうが、妻を見るかぎり女性は妊娠が分かった瞬間から、自分のおなかの中に赤ちゃんがいるという感動と愛おしさのようなものを感じるようですが、男の私は、この時点では、「あっ、妊娠したんだ。」くらいで、取り立てて感動もしません。むしろ不安感の方が大きいというのが、正直なところです。
そして出産後、女性は赤ちゃんを見て、どうしようもないくらい「可愛い」と思うようですが、男の私は、よく無事に生まれてきたと言う感動はあっても、それほど「可愛い」という感情は湧いてきません。1番目の子の時は、こんなんで、「子供を本当に可愛がれるのだろうか?」と、不安に思った事を覚えています。
そんな私が、どっぷりメロメロの親バカになるのが、少し笑ったり、顔に表情が出てくる頃です。どうしようもなく可愛いのです。
最初の子の時、自分の親バカぶりに、自分で驚きました。

私は、元々、子供なんて「普通に生まれてくるもんだ」と思っていましたが、実は身近なところでも、脳や心臓に欠陥があったり、染色体異常だったりと、話をよく聞きます。うちは幸い、3人とも健康で、どちらかと言えば体は丈夫な方だと思います。これは当たり前で普通の事ではなく、「無事に普通に生まれてくることができるのは、奇跡のような事」だと最近は思えます。
そんな奇跡を3回も与えられた自分は、とても幸せだと思っています。

大人の私は1年経っても、たいして成長もしませんが、子供たちは、たった1年で目覚しい成長を遂げます。
その成長を目にすることに、とても幸せを感じます。
そして、夜、床に入るときにスヤスヤ寝ている、子供たちの寝顔を見るとき、このうえない幸せを感じます。

 

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