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ライ麦と古民家

安曇野で多く見られる、小麦と六条大麦は、だいぶ前に既に刈り取られ、今はもう、どこも水田になってしまっていますが、小岩嶽地区の畑にライ麦が、まだ残っていたので、古民家と共に撮ってみました。

麦畑というと、すぐに頭に浮かぶのが、ドリフターズの「誰かさんと誰かさんが麦畑チュッチュッチュッチュッしているいいじゃないか・・・♪」のメロディーです。実際、麦畑を見ると、僕は知らず知らずのうちに、この曲を口ずさんでいたりしやす。(^^;

このドリフターズの「誰かさんと誰かさん」の原曲は、スコットランド民謡の「故郷の空」なんですが、原曲の歌詞も、誰かさんと誰かさんが、麦畑で出会って、キスしたって、いいんでないの!!みたいな内容です。そして、原曲の題名は「Comin’ Thro’ the Rye」です。見てもらうと分かる通り「Rye」とあります。つまり、麦は麦でも、ライ麦の事なんすよね。

ライ麦は小麦や大麦に比べて、かなり丈が高いです。正直、小麦畑や大麦畑では、麦畑の真ん中で、寝そべらない限りは、外から丸見えです。つまり、小麦畑や大麦畑でのチュッチュッは、現実的にかなり厳しいのです。それに対して、ライ麦なら、おそらく畑の真ん中で少しかがめば、外からは見えやせん。

しかし残念ながら安曇野では、小麦や大麦は広く畑で作られていますが、ライ麦は、畑の脇に少し植えられている程度で、ちょっと隠れるには厳しいものがあります。僕は、いつも、ライ麦畑を見かけると、「う~ん、ここも、隠れてキスするには、厳しいのう~。」と、アホな事を考えてしまいます。(笑)

 

 

 

矢村やすけ: 矢村やすけと申します。 僕が住む、安曇野には八面大王伝説という伝説があります。その伝説の中で、妖力の強い八面大王をうつ為の矢に使う三十三節ある山鳥の尾羽を、矢村に住んでいた弥助が坂上田村麿呂に献上します。現在、僕が住んでいる場所が、その矢村地区に近いので、矢村やすけとしました。 安曇野の地名は、この八面大王伝説由来のものが多いです。そんな伝説に彩られた安曇野の風景を主にスマホ写真で投稿していきます。(^^)
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