1度きりの人生を幸せに生きる
幸せを感じるライフスタイルの羅針盤!
 
森の中のちいさなお家
 


人生の多くはきっかけ思い込み行動によって作られていると私は思っています。
例えばプロ野球の選手なら、必ず野球を始めたきっかけがあり、野球をする中で「とにかく野球が好きとか、野球が得意だとか、プロになる」といった思い込みがあり、それに向かって、行動した結果がプロ野球選手なわけです。 これは政治家だろうが、アイドルだろうが、学者だろうが、経営者だろうが同じ事だと思います。もちろん今ある自分自身もきっかけ思い込み行動の結果です。

この3要素は、ものをする上でとても大切です。
成功哲学関係の本を読むと「成功する為には、たとえ、いくら失敗や挫折をしようとも必ず成功すると思い込み続け、行動し続ければ成功する。」といったような文面を、よく見かけます。確かにこれは一つの真実だと思います。
私自身も「何を思い込み、それを如何にして思い続け、そして行動し続ける」かによって
人生は決まってくると思います。
思い込み続け、行動し続けるということは、大変なことであり、ほとんどの人は、それを途中であきらめてしまいます。
だからこそ、成功哲学関係の本の中でも大切なこととして、取り上げられているのでしょう。

今現在、何かを思い込み、一生懸命、行動している方もいるでしょうし、ただ思いこんでいるだけの方もいるでしょう。
その思い込みがポジティブな方向で頑張っている人がほとんどでしょうが、ネガティブな人も中にはいるかもしれません。
きっかけは、日常的にいろいろあると思いますが、問題は、そこで何を思い込むかです。

ポジティブな思い込みにしろ、ネガティブな思い込みにしろ、
その思い込みを一度、心を真っ白にして見直して見ましょう!

私は子供の頃、植物や昆虫、岩石等に興味をもち、山野を飛び回り、いろいろ採ってきては、図鑑とにらめっこして、いろいろと覚えては楽しんでいました。これ自体は、今でも素晴らしい事だと思っています。

しかし、その結果、周りの大人からは何気ない言葉だったのでしょうが、「理科がとくいなんだね。」とか「将来は博士になるぞ!」と、よく言われました。これが私にとってのきっかけで、「自分は理科系なんだ。
という思い込みの始まりです。

確かに小学生の頃から、算数と理科は得意でした。このことは、より一層、思い込みに拍車をかけました。中学、高校と偏差値世代だった私は、受験戦争に突入していくことになりますが、より一層「自分は理科系なんだ。」という思い込みに固執していきました。「自分は理科系なんだから、数学と物理、化学の点数が取れなければいけない。」とか、今回のテストでは「現代文と歴史の点数は良かったけれど、数学の点数が悪かったから意味がない。」といった具合です。正直、この頃は、少なくとも、数学の授業よりも歴史の授業の方が楽しかったのですが・・・ こうして、大学も理科系の学部に入学しました。当時、私の周りの友人の多くも、そうでしたが、研究なんか好きでもなんでもないのに、自分は理科系の学部へ来たのだから、研究職に就かなければと、思い込んでいました。

今現在、冷静に自分の性格を考えてみれば、文科系の人間だと思います。
きっかけになった植物や昆虫は今でも好きで、それなりに詳しいですが、研究者の感覚とは程遠いものです。
どちらかと言えば、家庭菜園が好きで野菜を育てたり、カブトムシやクワガタや熱帯魚が好きで飼育する感覚の方が近いと思います。今現在、数学の本を読む気にはなりませんが、歴史の本は読むのが好きです。
もっとも、そんな何が好きということではなく、仕事で言えば、研究職ではなく営業の方が性にあっているということです。

私の友人でも、性格的に文科系の仕事に就いた方が、頭角を表したのではないかと思うものが、何人かいます。
そんな彼らが理科系に進んだのは「数学が得意だったから。」ただ、それだけのきっかけで、理科系という思い込みをし、私と同じように、当時の受験戦争を勝ち抜く為に、膨大な労力を注ぎ込んだわけです。

高校時代の一つ上の先輩(私は個人的にほとんど喋ったことはありませんが。)で、東大に入学して半年で「東大に自分の求めていたものは無かった。」と言って、料理人に転身した人がいます。当時の世間の風潮と18歳という歳を考えれば、この転身は大したものだと思います。

あなたの今現在の思い込みは正直に自分の心に照らしあわせて、本当に正しい方向ですか?
外部からの、ちょっとしたきっかけで、そう思い込もうとしていたり、そう思い込まされていませんか?

思い込みの次は行動です。
思い込みが違っていれば、本来の自分と全く違った方向へ膨大な労力を割いて、行動し続けることになります。

自分の思い込みは自分の心の思いと本当にあっている方向なのか、たまには見直して見ましょう。

幸せを感じる為、人生を楽しむ為、思い込みの方向修正はいつでもできますよ!!

 

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