コンフリーの花
土手にポツンと咲くコンフリーの花が綺麗だったので撮ってみたのだ。(^^)
一般的にコンフリー(シンフィツム)と呼んでいるが、これは英名で、和名はヒレハリソウだ。オオイヌノフグリとか先日のブタナなど、和名だと悲惨なのが多いが、コンフリーの場合は、和名の方が音が綺麗な気がするのだ。(^^)
コンフリーは子供の頃、葉っぱをお浸しやら、天ぷらにして、よく食べた記憶がある。味は、まあまあだったような気が・・・。ビタミンやミネラルなど栄養価が高いので、ウィキペディアによると、ヨーロッパでは古くから生薬として用いられていたようだし、昭和40年代に健康食品として大ブームになったようだ。なるほど、我が家でもコンフリーをよく食べたのは、その大ブームの時期と重なる。
ところが、このコンフリーには毒性がある事が分かってきて、海外で、コンフリーの摂取によって肝障害を起こす例が多数、報告されていた事もあり、農水省のホームページによると、平成16年6月に厚生労働省が、コンフリーとコンフリーを含む食品の摂取を控えるよう注意を呼びかけると共に、食品としての販売を禁止したとある。
大人気の健康食品から一転、肝障害を引き起こすものになってしまったコンフリーだが、そんな人間のドタバタとは関係なく、当時も今も、変わらずに花を咲かせているのだ・・・。