年足チャートを作りながら、ハゲフサの法則とオリンピック9年殺しの法則をとりとめもなく

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年初という事で、毎年恒例になっている年足チャートを作ってみました。作ると言っても、2016年のデータを足しているだけなので、一瞬で出来ちゃうものなんですけど・・・。(^^;

2016年のドル円は、短い上髭に長い下髭と、ちょっと、たくり線ぽい形状になっています。この形状は1995年以来だと思います。もっとも、1995年と違い、底値圏で出現してるわけではないので、そのまま、ドル高円安を見込めるってわけではないと思います。でも、少なくとも、円高方向に振れる時は、それを抑制する力としては働くんじゃないかな~と思っています。果たして今年はどうなりますか・・・。

昨年は、日経225や上海総合指数もダウンロードしてもらえるようにしたんですけど、今年はドル円とユーロドルだけダウンロード出来るようにしました。年足チャートの作り方は昨年の「年足チャートをエクセルで作る」に書いてあるので、必要な方は、お好みの年足チャートを作ってみて下さい。(^^;

 

マーケット関係なんかの記事を読んだりすると、よく目にする「アノマリー」って単語があります。「アノマリー」っていう単語の意味自体は、ウィキペディアには以下のように出ていました。

アノマリー(英語:Anomaly)とは、ある法則・理論からみて異常、または説明できない事象や個体等を指す。科学的常識、原則からは説明できない逸脱、偏差を起こした現象を含む。すでに説明できるようになった現象でも、アノマリーあるいは異常という名称がそのまま残ったものも多い。

まあ、マーケットでは、ちゃんとした説明が出来ないけど、なぜかそうなるっていう事象をアノマリーって呼んでるように思います。例えば、アメリカ大統領選の年はドル高になるみたいな・・・。

 

このアノマリーっていう単語を聞く度に僕が思い出すのが、ロシアの最高指導者の「ハゲフサの法則」です。これをアノマリーとは呼ばないとは思うんですけど、それでも、なぜか、そうなるっていう意味で頭に思い浮かんじゃうんですよね・・・。

僕が知ってるだけで、レーニン(ハゲ)⇒ スターリン(フサフサ)⇒ フルシチョフ(ハゲ)⇒ ブレジネフ(フサフサ)⇒ アンドロポフ(ハゲ)⇒ チェルネンコ(フサフサ)⇒ ゴルバチョフ(ハゲ)⇒ エリツィン(フサフサ)⇒ プーチン(ハゲ)⇒ メドベージェフ(フサフサ)⇒ プーチン(ハゲ)。

ロシア ハゲフサの法則

と、見事なハゲとフサフサの交代劇になっています。これ、調べてみると、どうやら、それ以前の帝政ロシア末期から既に200年も続いているようです。まあ、単なるネタ話なんですけど、でも、ここまで続くと単なる偶然ではないんじゃないかと思ってもみたり・・・。(笑)

 

あと、これもネット上で見かけるネタ話ですけど、「オリンピック9年殺しの法則」なんてのがあります。

1936年(ベルリンオリンピック)⇒ 1945年(ナチス・ドイツ崩壊)
1980年(モスクワオリンピック)⇒ 1989年(ベルリンの壁崩壊、その後ソ連崩壊)
1984年(サラエボオリンピック)⇒ 1992年(ユーゴスラビア連邦崩壊)

ユーゴスラビア崩壊は、サラエボから8年後ですが、独裁国家がオリンピックの開催国になると、その9年後に国家崩壊もしくは、それにつながる事件が起きるっていうのが「オリンピック9年殺しの法則」って呼ばれてるやつだと思います。そうなると、2008年に北京オリンピックを開催した中国は、今年2017年が9年後に当るので、崩壊、もしくは、それに繋がるような事件が起きるかもって事になります。

でも、これって、独裁国家ばかりでなく、オリンピック開催から10年前後で、色々な国で良くない事件が起きています。日本だって、1964年の東京オリンピックの9年後に第一次オイルショックが訪れていますし、韓国は1988年のソウルオリンピックの9年後に通貨危機に陥りIMF管理下に入っています。ギリシャは2004年のアテネオリンピックの9年後に経済破綻状態に陥りました。

 

オリンピックって、比較的、その国にとって力が充実した時にやってると思うんですよね。特に独裁国家なんかだと国威発揚の意味合いが大きいでしょうし・・・。

当たり前の話ですけど、相場って上がったものは下がりますし、下がったものは上がります。一旦上り詰めた相場は、暫く、上下しながらも天井圏を保ちつつ、徐々に下降気味になり、そして、どかんと下がります。

国家の勢いみたいなのを、一つのチャートみたいに表せたら、オリンピックをやっているのが、天井圏で、そして、上下しながら下降気味になり、10年前後の所で、ドカンと落ちるって感じで、相場の動きと似てるんじゃないかな~なんて、とりとめもなく考えてしまいました。

相場の動きって、一般的な確率を逸脱しますから、完璧な法則性なんてありません。でも、チャートの形状はフラクタルなものですし、人智を越えた何らかの力によって動かされてるような気がしてなりません。人間も自然の中の一部ですから、その人間が動かしている相場も、なんらかの自然の力によって動かされているような気が僕はするんですよね。

そういった意味では、ちゃんとした図にはできなくても、感覚的に国家の勢いみたいなものも、みな、相場の動きと同じような動きをしているような気が僕はします。だから国家の動きや歴史も、現在の人間の頭では捉えられなくても、何らかの自然の大きな力の法則の中で全て動かされているような気がしてならないんですよね・・・。(^^;

 

そうなると、一見、ただの偶然で、笑い話的に話される「ハゲフサの法則」も、自然の未知の大きな力の中で、本当に法則的に起こっているのかもなんて、バカげた事を、とりとめもなく考えてしまいました。

実際に、宇宙に存在している物質の大部分を我々人類は解明できていないわけで、とかく科学で、何でも人類は分かってるようなつもりになりがちですが、実際の所、ほとんど、何も知らず、自然界から見たら、人間の存在って、人間が思っているより、はるかに小さな存在のような気がするんですよね。

普段、山や自然を眺めていても、そして人間の欲望の結晶みたいなチャートの動きを眺めても、アノマリーと言われる事象を含めて、偶然と考えられているような事の多くが、人間がまだ捉える事ができない、自然の大きな法則の中で動いているように僕には思えて仕方がありません。

まあ、とりとめなく、そんな事を思ったってだけで、普段は、いたって現実の中で生活しているんですけどね・・・。(^^;

そんな自然の大きな力の中で生かされている事に感謝し、今年も楽しく、日々、頑張ろうと思った2017年の2日目でした。(^^;

 

 

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YASUKE YAMURA

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