蕎麦の実がつき始めました! ソバは世界中で生産されています!そして日本は?

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蕎麦畑を覗くと、早めに撒かれたソバは、既に実を付け始めていました。(^^)

実をつけ始めたソバ

実をつけ始めたソバ

 

蕎麦って日本のイメージがありますよね!!
こちら安曇野ですと、そこかしこに蕎麦畑があり、そして、そこらじゅうに、お蕎麦屋さんがあるので、さらに、そんな感じがしてしまいます。

僕の親戚のおばさんなどは、自分の所で育てたソバで蕎麦粉を作り、それで蕎麦を打ちますし、お蕎麦屋さんによっては、どこそこの畑の蕎麦粉しか使わないなんていう、こだわりのお店もあるかと思います。だから蕎麦と言えば、身近な所で育てられた植物から作られるっていうイメージが個人的には、かなり強いです。

 

有明山と蕎麦畑

ざる蕎麦

 

でもソバって、麺にして食べるのが日本的なだけであって、ソバそのものは世界中で作られて、食べられています。しかも日本って蕎麦大国であるにも関わらず、調べてみると、その生産量は少ないんですよね。ソバの生産トップ10ヶ国のそれぞれの生産量を、ちょっとグラフにしてみました。

 

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こうして見ると、日本の生産量って、少ない方で、フランスやアメリカよりも少ないのかと、ちょっと、ショックだったりします。そして群を抜いて生産量が多いのが、ロシアと中国ですよね。ロシアでは、カーシャと呼ばれるお粥や、ブリヌイと呼ばれるパンケーキなどで、よく蕎麦が使われるようです。フランスのガレットなんていうお菓子も、そば粉で作られる事が多いんだとか・・・。

インドやネパールでは、粉を水でねって、ロテイ、チャパティ、ナンなどと呼ばれる薄焼きや厚焼きにして食べる事が多いようですし、中国では、日本のように麺にする食べ方もあるようです。ただ、ちょっと調べた感じだと、日本のお蕎麦のような、高度なものではなさそうですけど・・・。

つまりソバは、世界中で栽培されて食べられているわけです。特に生産国第一位のロシアでは日常的に食べられているようです。そして生産国第二位の中国では、世界のそば粉の約65%を生産しているんだそうです。

 

ソバ生産上位10ヶ国をジオチャートにもしてみました。色が塗られた国の上にカーソルを持って行くと、国名と生産高が表示されます。特に大した意味はないですけど、ジオチャートって、なんかカッコイイので、ちょっと、ジオチャートにしてみたかったってだけの話です・・・。(^^;

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そして、日本の蕎麦の自給率はと言うと、実は2割強しかないんですよね。そして、そば粉の輸入先は、ダントツで中国からです。ですから、典型的な日本の食べ物と思われるお蕎麦も、普段、みなさんが口にされているほとんどが、その原料であるそば粉は、日本産ではなく中国産って事なんだと思います。

そう考えると、安曇野では、ソバ栽培やそば粉も自家製のお蕎麦屋さんも、あるわけで、安曇野にやって来て、お蕎麦を食べる価値はあるのかもしれません。

ソバって強い植物で、比較的、やせた土地でも育ちますし、こちらですと、歩道の脇とかで雑草化して生えているのも、たまに見かけます。比較的、栽培が簡単な作物だと思うので、ここまで自給率が低いなら、もっと、全国で、あちこちで植えればいいのに・・・なんて、思ってしまったりもします・・・。(^^;

 

 

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YASUKE YAMURA

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