EU離脱派勝利のイギリスの国民投票についてあれこれ・・・

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EU離脱派勝利のポンド円チャート

 

イギリスのEU離脱の国民投票、どうやらイギリスEU離脱派が勝利のようですね!!

 

お蔭で今日の為替相場はお祭りでごぜーました。ポンド円なんか、朝から27円ほど落ちています。細かく見ると、1分で8円とか5分で10円とか、笑えてしまうような状態です。まあ、以前の円高と違い、このままズルズルと円高になる事はなく、どちらかと言えば、円高の終了、もしくは、それが近いって感じが個人的にはしますけど・・・。(^^;

 

イギリスのEU離脱投票の直接の原因は、移民問題とかなんでしょうけど、昔懐かしの中学だか高校の社会を思い出すと、EUの前身はECであり、さらに、そのまえにECSCがありやす。そして、ヨーロッパはWW1、WW2と対ドイツで戦火に包まれており、戦争にならないようにする為にドイツを仲間として取り込んでしまおうみたいな発想から、共同体が始まってるわけです。

 

そもそも、EUは金融と財政が統合されていないという矛盾を抱えています。まあ、それによって恩恵をこうむったのがドイツで、EUの盟主的な感じになっているわけですけど・・・。ドイツを封じ込める為に発想された共同体なのに、いつの間にか、その盟主的な地位にドイツがいるってのも、オモロイ話で、根底には、そういった事に対する不満もあったのかもしれないなんて、個人的には思ってしまったりもします・・・。

 

実際にイギリスがEUから離脱するにしても、それは、まだ先の話だとは思いますけど、金融と財政が統合されていないEUは、いずれ崩壊すると僕は昔から思っていて、イギリスの離脱は、そのキッカケになるかもと、思ってもみたりします・・・。

 

今回のイギリスのEU離脱の国民投票に関しては、ずっと、離脱と残留が拮抗しているという報道が続いていましたが、昨日くらいから残留派が有利という報道が目立ち始めました。それによりポンドは上昇し、ミセスワタナベは、EU残留にベット。相場ってのは、多くの人の思惑と逆に動く事が多いので、多くの人が残留にベットしている状況から、僕は離脱になるかも・・・なんて昨晩、思っていたんですけど、案の定って感じです・・・。

 

ネット上の陰謀論で、イギリスのEU離脱は、EUや中国を潰す為に仕組まれたものであり、英米系のヘッジファンドは、それにベットしているなんていうのも見かけましたが、昨晩の報道のされ方や、多くの人が残留にベットしていた状況を見ると、それも、まんざらでもないかもと思えてしまいます。であれば、今回の真の勝者は、莫大な利益が転がり込む英米系のヘッジファンドって事になるのかもしれません・・・。

 

イギリスが本当にEUから離脱すれば、経済的混乱は避けられないとは思いますが、ヨーロッパや中国の状況などを見ると、それ以上に、陰謀論じゃないですけど、歴史は繰り返すって感じがして、ちょっと嫌な感じがしたりもします・・・。(^^;

 

 

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YASUKE YAMURA

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