Windows10にアップグレードしたPCのリカバリなどWindows10の回復についてまとめてみた!

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Windows10が起動しない

 

Windows10にアップグレードしたPCが起動しなくなってしまったけど、どうしたらいいか?と聞かれ、見に行ってきました。結果として、どうしようもない状態だったので、インストールメディアを作成して、Windows10をクリーンインストールしました。最近はちょくちょくWindows10でのトラブルについて聞かれるので、Windows10の回復系について、簡単にまとめてみました。

 

 

1.システムの復元

こちらは、あくまでもWindows10が起動する場合にとれる手段ですが、突然PCが調子悪くなった時に有効な手段です。アプリやドライバー、更新プログラムなど、何かがインストールされた後から調子が悪くなっている場合ですね。

タスクバーの「WebとWindowsを検索」に「システムの復元」と入力すると、「復元ポイントの作成」という項目が出てくるので、そちらをクリック。

システムの復元を検索

開いて来た画面で、システムの復元ボタンをクリックすると、「システムファイルと設定の復元」を呼び出す事ができます。

システムの復元ボタンをクリック

以下、詳細な手順は121ware.comのWindows 10でシステムを復元する方法に出ていますので、そちらをご覧ください。

 

2.設定の更新とセキュリティの回復からPCを初期状態に戻す

こちらも、あくまでもWindows10が起動する事が前提ですが、上記のシステムの復元を行っても症状が改善しなかった場合に有効な方法です。

設定の更新とセキュリティの回復からPCを初期状態に戻すわけですが、システムの復元と同じように「WebとWindowsを検索」に「初期状態に戻す」とでも入力すると「このPCを初期状態に戻す」という項目が表示されるので、そこからも呼び出せます。呼び出したら「開始する」ボタンをクリックします。

このPCを初期状態に戻す

「開始する」をクリックして出てきた画面で、「個人用ファイルを保持する」を選択して、Windows10の再インストールを行います。こちらはWindows8.1のリフレッシュにあたる機能です。

もし、これでも駄目な場合は、「すべて削除する」を選択してWindows10の再インストールを行います。「すべて削除する」を選択した場合は、PC内の一切合切が消えてしまうので、予めファイル等のバックアップは必須です。従来のリカバリって感じですね。

オプションを選んでください

詳しい手順は、PC設定のカルマというサイトのWindows10 – PCを初期状態に戻す(リカバリー)という記事をご覧ください。

 

Windows10が起動できない場合はどうするのか?

 

Windows10が起動できなくても、PC起動時に以下のようなメッセージが出ることがあります。

自動種福

この画面が出る場合は、詳細オプションをクリックして、上記のシステムの復元や、Windows10起動時に発生する問題の診断・修復ができるスタートアップ修復を試す事ができます。もちろん、詳細オプションの中には、上記の「PCを初期状態に戻す」項目もあるので、一通り試す事ができます。

ここでのリカバリがエラーが出て完了できない場合や、この画面すら出てこない場合は、いよいよ外部メディアを使って修復を試みるって事になります。

 

 

3.転ばぬ先の回復ドライブとシステムイメージ

一番確かなのは、回復ドライブとシステムイメージを作成しておき、それを使って回復することです。
システムイメージってのは、現在のPCのドライブの状態と、パソコンの起動に必要なデータをまとめたもので、ある時点のシステムイメージをバックアップすることによって、その時点までに行ったアプリケーションソフトのインストールや、設定内容も保存できるという、ドライブごと丸々バックアップをとるような、現状、最強の方法です。

しかし、Windows10が起動できない場合、システムイメージを読み込ませる事ができないので、それとは別に回復ドライブというものを使って、起動させ、そこからシステムイメージを読み込ませる事になります。回復ドライブってのは、Windows10システムと周辺ドライバが合わさったもののようです。

ということで、予め、回復ドライブとシステムイメージを作成しておくのが固いわけです。回復ドライブの作成には、16GB以上のUSBメモリ、システムイメージはドライブごとバックアップをとる感じなので、できれば現在使用しているPCのドライブ容量より大きい外付けのハードディスクを用意するのが確かだと思います。

 

回復ドライブの作成は、タスクバーの「WebとWindowsを検索」に「回復」と入力すれば、「回復ドライブの作成」という項目が表示されるので、それをクリックすれば、回復ドライブ作成ツールが呼び出せます。

回復ドライブ作成ツール

 

システムイメージも同じくタスクバーの「WebとWindowsを検索」に「バックアップ」と入力すると「バックアップと復元」という項目が表示されるので、それをクリックすると以下の画面が表示されます。左のシステムイメージの作成をクリックすると、作成が始まります。

システムイメージの作成

回復ドライブとシステムイメージの詳細な作成方法や、システムイメージからの復元方法は、デジタル生活部というサイトのWindows 10を完全バックアップするたった1つの方法に記載されていますので、そちらをご覧下さい。

 

では、Windows10が起動しなくなってしまったが、回復ドライブやシステムイメージを作成してなかった場合は、どうするのか?

 

4.Windows10をインストールメディアを使ってのリカバリ

実際のところ、Windows10が起動しなくなっちゃったけど、どうしたらいいか?と聞いてこられる方の場合、回復ドライブやシステムイメージを予め作成しているなんてことは、まず、ありません。そもそも、回復ドライブやシステムイメージの事を知っていて、作成しているような人であれば、そんな事は聞いてきませんもんね・・・。(^^;

こちらのリカバリ方法は、マイクロソフトが、Windows 10を再インストールするためのメディア作成ツールを用意していますので、それを使ってリカバリする方法です。ということで、インストールメディアの作り方の説明です。

まず、マイクロソフトの「Windows10を入手する」ページから「ツールを今すぐダウンロード」をクリックして、MediaCreationTool.exeをダウンロードします。

Windows10を入手する

 

ダウンロードされたMediaCreationTool.exeをダブルクリックして開いてきた画面で、ライセンス条項に「同意する」ボタンを押して次の画面にすすみます。

Windows10ライセンス条項

 

「他のPC用にインストールメディアを作る」にチェックを入れて、「次へ」をクリック。

他のPC用にインストールメディアを作るにチェック

 

言語を日本語、エディションをWindows10、そしてアーキテクチャの項目ですが、下の「このPCにおすすめのオプションを使う」のチェックを外すと、選択が可能になります。自分のPCが64bitか32bitか分からない場合や、他人のPCをリカバリする時などは、両方を選択すると確かです。次へボタンをクリックします。

言語、アーキテクチャ、エディションの選択

 

USBフラッシュドライブを選択します。少なくとも3GB必要とありますが、上で両方を選択してる場合は、その倍の6GBが必要になるかと思います。次へをクリック。

USBフラシュドライブを選択

 

USBメモリがPCに刺さっていれば、次の画面で、それが認識されて表示されますので、それを確認して次へ進めば、インストールメディアの作成が始まりますので、あとは、終わるのを待つって感じです。

 

作成したインストールメディアを使ってのリカバリ方法ですが、インストールメディアのUSBメモリをPCに刺して、電源を入れても、何もしないと、いつものWindows10を読み込みにいってしまうので、まず、BIOSで起動順位を変更して、USBメモリが最初に読み込まれるドライブにする必要があります。

BIOS画面の呼び出しは、通常、電源を入れてメーカーのロゴが出てきたところで、F2キー連打ってのが、多いですが、メーカーや機種によっても違うので、PCの取扱説明書を見るか、ネットでお使いのメーカーや機種のBIOS起動方法を検索してみて下さい。

また、BIOSでの起動順位の変更方法も、BIOSによって異なるので、「BIOS 起動順位変更 メーカー名」みたいな感じでGoogleで検索してみて下さい。

BIOSの設定が正しくできていれば、パソコンの起動時に作成したUSBメモリのインストールメディアからデータが読み込まれ、Windowsのロゴが表示され、最初の方で書かせて頂いた「設定の更新とセキュリティの回復からPCを初期状態に戻す」と同じ画面に入る事ができますので、そこから、リカバリする事ができます。

 

ちなみに、予めWindows10にアップグレードされていたPCでは、インストールメディアを使ってのインストール時にプロダクトキー等を要求される事はありませんが、アップグレードしてなかったPCに、インストールメディアを使ってWindows10をインストールしようとすると、プロダクトキーを要求されるようです。まあ、当たり前なんでしょうけど・・・。(^^;

Windowsのプロダクトキーは本来なら、PC裏面や側面などに貼られたシールに印字されていますけど、7や8からアップグレードして、Windows10にしちゃってる場合は、このプロダクトキーがシールで貼られているわけではないので、分かりません。なんぞの為に、アップグレードしたWindows10のプロダクトキーをひかえておきたい場合はrjlsoftware.comのProduct Key Viewerを使うと、簡単に確認する事ができます。

Product Key Viewerのダウンロードはこちらから

 

アップグレードしたWindows10のリカバリや回復について、思い浮かぶところを書いてみましたけど、基本的には、いざという時の為に、回復ドライブとシステムイメージを作成しておくのが、確かってことですかね・・・。(^^;

 

 

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YASUKE YAMURA

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