クララの花とクマンバチ、そしてスズメバチ
クララと可愛らしい名前の花だが、根を掘って舐めると、あまりの苦さに目がクラクラするというところから、クララと言われているらしい。クララは、マメ科の多年草で、一応、毒草だけど、根を干して煎じた汁が、あせもや水虫、炎症性の皮膚疾患などに良いらしい。
安曇野では、クララの花はあちこちで目にするが、そろそろ、終わりかなって時期なのだ。そのクララの花にクマンバチがたくさん、集っていたので、撮ってみたのだ。ちなみに、僕らの地域では、クマバチの事をクマンバチって呼ぶけれど、地域によってはクマンバチと言うと、スズメバチを指すところもあるらしい・・・。(^^;
クマバチと言えば、一昔前は、航空力学では、どんなに計算しても飛べるはずがないのに、実際に飛んでいるので、自分で飛べない事を知らないから飛んでいるとか、飛べると信じているから飛んでいるんだと言われたものでした。この事から、クマバチは、「不可能を可能にする事」とか、「やれば出来る」とか、「最初から出来ないと思い込んではいけいない」、といったような事の象徴になりやした。ですから、スポーツチームとかでは、結構、クマバチをマークに使ってるところとかがあるようです。
現在では、レイノルズ数という空気の粘性を計算に考慮して、飛べる事が科学的に証明されてはいますけど・・・。(^^;
クマバチは、花バチで、大きな図体の割に優しいハチです。スズメバチのような獰猛さがなく、よほどの事をしない限り、人を襲う事はありやせん。見た目も、肉食のスズメバチと比べると、優しいですよね!!(^^)
やっぱり、スズメバチは、見た目から凶暴そうです。(^^;