乳房橋付近の乳川
今朝は久しぶりに青空が広がりました。先程、外に出た時は、お山は雲を被っちゃっていて見えませんでしたが、なにしろ久しぶりの青空なので、ウキウキしやす。(^^)
お山が見えないので、乳房橋付近の乳川を撮ってみました。川の風景もだいぶ夏の雰囲気が漂ってきとります。
今日は乳房橋そのものの写真は撮っていませんが、「きけわだつみのこえ」の巻頭を飾る上原良治少尉が、突撃前の僅かな休暇を安曇野市穂高有明耳塚の実家で過ごした後、軍に戻る際、遠くなった見送る家族に、「さよなら」と三度も繰り返し別れを告げたのが、この乳房橋のたもとです。
上原良治少尉の遺稿を読むと、当時の日本という国の為ではなく、自分の愛する人たちや、美しい故郷を守る為に自分は死ぬんだという思いが強く伝わってきます。僕は、いつも、乳房橋から有明山の方向を眺めると、これが、上原良治が守りたいと思った故郷の風景なんだなと思い、グッと、こみあげてくるものがあります。
Youtubeに上原良治少尉の「所感」がアップされていましたので、貼り付けておきます。泣けます。